こんにちは、無職になってニュージーランド一周中のはっしー(@hassy_nz)です。
ニュージーランドでも屈指の世界的観光都市・クイーンズタウンに滞在してきました。
湖や山々の美しい風景と並び、この街の魅力となっているのがグルメ!
世界中からやってくる観光客たちの舌をうならせる、極上の味がいくつも存在するのです。
今日は、そんなクイーンズタウンのおいしいお店を一気に紹介していきます!
世界一のハンバーガーがここにある!「ファーグバーガー」
クイーンズタウンのグルメといえば、この店を差し置いて語ることはできないでしょう!
あのCNNをして「世界一のハンバーガー」と言わしめた、名店中の名店です。
この日は「トロピカル・スワイン」(NZD15.9)を注文しました。通常のハンバーガーに、ベーコンとチェダーチーズ、さらにグリルしたパイナップルが挟まっています。真夏の陽気にぴったりですね。
両手にもおさまりきらないほどのボリューム! 口を大きく開けてかぶりつきます。
サクサクに焼き上げられたバンズが千切れ、小麦の香ばしい香りが鼻を刺激。バンズの中は雲のようにふわふわで、しっかりとした甘みが舌に伝われば、もう幸せを感じずにはいられません。
ニュージーランド産のビーフで作られた大きなパティからは、どんどん肉汁があふれます。官能的にとろけるチーズ、カリカリのベーコンとのあわせ技で、口の中が一気に動物的な旨味で満たされていく。
脂の味に少し疲れたところでやってくるのが、シャキシャキのレタスにみずみずしいトマト、そして甘酸っぱいパイナップル。箸休め的に味覚をリセットし、また肉のおいしさを楽しむ推進力を与えてくれるのです。
お店でできたてをすぐ食べるのもいいけど、持ち帰りにして湖のほとりで食べるのもまた最高ですよ。
世界一のハンバーガー……のパンが買える「ファーグベーカー」
お次は、ファーグバーガーのすぐ隣にあるパン屋さん。その名も「ファーグベーカー」。
名前が示すとおりファーグバーガーの姉妹店であり、世界一のハンバーガーに使われているバンズは、ここファーグベーカーで焼き上げられたものなのです。
日常使いできるバゲットやフォカッチャだけでなく、サンドイッチやドーナツ類なども充実。カウンターの奥には、ニュージーランドの国民食「パイ」も取り揃えられています。
この日はパストラミのベーグルサンドを注文。オーガニックのアップル&クランベリージュースと共に、湖畔で朝食をキメました。
ファーグバーガーよろしく、なかなかにボリュームがあり、これ一個で十分満腹になります。
もちもちのベーグルに、しっかりと塩気のきいたハム。脇を固めるのはきゅうりのピクルスとトマト、そしてレタス。
新鮮な食材ばかりで、シンプルながらよいものを食べているという満足感は、ファーグバーガーそのままですね。
次はぜひとも、パイやドーナツも試してみたいところ!
伝統と本格のパンを求めるなら「ヨーロピアンベーカリー」
今回紹介する中では、唯一クイーンズタウンの市街地からはずれた場所にあるお店です。
名前の通り、ベーグルからサワードウ、チャバタやプレッツェルなど、ヨーロッパ式のパンが種類豊かに揃っています。
実は、本格的なヨーロッパ式ベーカリーに乏しいとされるニュージーランド。100km以上離れた町からわざわざパンを買いに来るファンが大勢いることからも、このベーカリーの人気がわかりますね。
僕はここのチーズ&ハラペーニョベーグルがいたく気に入ってしまい、お徳用のミニサイズ詰め合わせを買ってむしゃむしゃ食べていました。
小麦粉本来の味を活かした硬派なパンが大好き!という方には、刺さるお店なこと間違いなし。
観光からデートまで使えるスイーツカフェ「パタゴニア」
クイーンズタウンの中心地、ワカティプ湖を眺める絶好のロケーションに立つカフェです。
上質なカカオとニュージーランド産の素材を活かしたチョコレート、そしてアイスクリームを二枚看板に、世界中の観光客を魅了しています。
この日は少し肌寒かったので、チリホットチョコレートを注文。ミルク感たっぷりの風味と、チリの確かな刺激が体を温めてくれます。
後日、暑い日を狙ってアイスクリームを注文してみました。鮮やかな黄色のマンゴーソルベは、果物をそのまま食べているようなジューシーさ!
下のバナナアイスにはたっぷりとチョコレートが混ぜ込まれており、甘党にはたまらない濃厚さでした。
アロータウンやワナカ、クイーンズタウン空港などの近郊にも支店があるので、近くに来たらぜひ立ち寄ってみてください。
唯一無二のジェラーテリア「ミセスファーグ」
「ファーグ」の名を持つ第三の刺客! ファーグベーカーのそのまた隣に店を構えるジェラートハウスです。
ショーケースに並んだジェラートはどれも美味しそう! 種類が豊富で目移りしちゃいますね。
乳成分不使用のソルベもたくさんあるので、牛乳にアレルギーのある方でも安心。チョコレートのソルベを試食させてもらいましたが、牛乳を使っていないとは思えない濃厚さでしたよ。
個人的にいちばんのオススメは、「ライチ、ライム&ベトナミーズミント」のソルベ(左側)。爽やかな甘さと酸味の後ろから、夏らしい草の香りがふわりと鼻に抜けます。
日本人には梅干しを思わせる後口もあり、おそらくニュージーランドではほかに味わえないテイストでは?
……ということで、国際観光都市・クイーンズタウンがほこるグルメスポットを一気にご紹介してきました。
この記事を書いている2021年2月は、まだまだニュージーランドは国境封鎖の真っ只中。
これらのお店がまた、国内外のお客さんたちでにぎやかに混み合う日が来ることを祈って止みません。