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【ビザ】新たな居住権ビザの申請プロセスの発表

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こんにちは!PINのけんです。新たなニュージーランドの永住権申請についての発表がありました。

技能部門での居住ビザ(Skilled Migrant Category Resident Visa)の申請が止まり、2021 Resident Visaという特別な居住権ビザが登場し、やっと発表されたのが新たな永住権への道筋です。

注:居住権ビザ(Resident Visa)を2年間保持し、条件を満たすことで永住権(Permanent Residence Visa)の申請が可能です。

その名も、「The Green List(グリーンリスト)」。

The Green List

グリーンリストは、雇用主が人材不足の職業や特定のスキルを持った海外の人をより簡単に雇えるようにすることを目的としています。

グリーンリストにはニュージーランドで継続的に人材が不足している職業や、国際的に需要のある高スキルポジションのみが含まれています。

これらのポジションはレジストレーション(機関への登録)や学歴、経験年数等の規定があり、移民局のサイトで各ポジションに必要な条件を確認出来ます。

Accredited Employer Work Visa(AEWV)の申請をサポートする際、雇用主はこれらのポジションについては求人広告等の「現地人に適した人材がいなかった」という証明を提出する必要はありません。

また、これらのポジションに就いている移民は、下記のどちらかの方法でよりシンプルな永住権への取得が可能となります。

  • Resident Visaの直接申請
  • 2年間働いた後にResident Visaの申請

どちらの方法でも、55歳以下の方が対象です。
グリーンリスト枠の申請者のパートナーはオープンワークビザ(雇用主の縛りのない就労ビザ)の申請権利が付与されます。

技能部門での居住権ビザ(Skilled Migrant Category Resident Visa、以下SMC)のシステムも継続していくようですが、現在規定の見直しが行われていて、2021 Resident Visaの申請可能期限の2022年7月31日以降に新規定を発表予定とのことです。

Resident Visaの直接申請が可能なポジションリスト

誤訳等の混乱を防ぐ為に英語でのポジション表記になっています。

カッコ内の金額は年収の規定があるポジションです。

  • Construction Project Manager
  • Project Builder
  • Quantity Surveyor
  • Surveyor
  • Chemical Engineer
  • Civil Engineering Technician
  • Civil Engineer
  • Electrical Engineer
  • Electronics Engineer
  • Electrical Engineering Technician
  • Electronic Engineering Technician
  • Environmental Engineer
  • Geotechnical Engineer
  • Industrial Engineer
  • Materials Engineer
  • Mechanical Engineer
  • Production or Plant Engineer
  • Structural Engineer
  • Engineering Professionals (Not Elsewhere Classified)
  • Telecommunications Engineers
  • Telecommunications Network Engineers
  • General Practitioner
  • Anaesthetist
  • Psychiatrist
  • Specialist Physicians Not Elsewhere Classified
  • Surgeons (Including General Surgeons Cardiothoracic Surgeon Neurosurgeon
    Orthopaedic Surgeon Otorhinolaryngologist Urologist And Vascular Surgeon)
  • Other Medical Practitioners (Including Dermatologist Obstetrician And Gynaecologist Ophthalmologist Diagnostic And Interventional Radiologist And Radiation Oncologist)
  • Resident Medical Officer
  • Medical Laboratory Scientist
  • Clinical Psychologists & Psychologists
  • Physicist (Medical)
  • Orthoptist
  • Veterinarian
  • Other Spatial Scientist
  • Environmental Research Scientist
  • Food Technologist
  • ICT Managers ($120,000)
  • Software Engineer ($120,000)
  • ICT Security Specialist ($120,000)
  • Multimedia Specialists ($95,000)

2年間働いた後に申請可能となるポジションリスト

  • Anaesthetic Technician
  • Medical Laboratory Technician
  • Medical Imaging Technologist
  • Medical Radiation Therapist
  • Occupational Therapist
  • Sonographer
  • Podiatrist
  • Audiologist
  • All Registered Nurses (including but not limited to Aged Care)
  • Midwife
  • Teachers – Secondary with specialisations and registered ECE
  • Automotive Electrician
  • Diesel Motor Mechanic (including Heavy Vehicle Inspector)
  • Electrician (General) –registered
  • Plumber – registered
  • Dairy Farm Managers

これらのリストに加え、ニュージーランドの時給中央値の2倍の時給を得ている方も申請対象となります。
※2022年5月現在の時給中央値は27ドルとなっています。

まとめ

永住権ビザの確約をすることにより、以前から問題となっていた「ビザ保持者の不安定な状況」を改善することでより多くのスキル保持者を惹きつけていこうというのが今回のビザの発表です。

今回のビザは特定の職業だけという申請制限を設けているので、SMCとの棲み分けが気になるところです。

 

7月4日からは新たなワークビザシステムへ移行(AEWVの導入)となるので忘れないようにしてくださいね!

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PowerInNumbers
イミグレーションアドバイザーとデータサイエンティストの会社、Power In Numbers。 移住相談からビザ申請、相談にニュージーランドの今を反映する為のデータ分析以外にも、勉強を教えたりしているので、幅広い情報を書いています♪