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ファミリーキャンプ初心者さんにオススメするテント 2020年版

こんにちは、みつきです。

だんだんと暖かくなってきて、キャンプのオンシーズンが近づいてきましたね。今年は海外旅行に行けないこともあって、家族でキャンプを始めたいとかファミリーキャンプに興味があるという声を沢山聞いています。

そんなキャンプ初心者が一番最初に悩むのが、「テント」ではないでしょうか。

もちろん、最初から「良い物」をそれなりの値段を出して買うのが一番良いに決まっているのですが、これからキャンプを始める方達は、続けるかどうかは一回行ってみないとわからない、と思っていると思います。そうなると、いきなりNZD1000の出費はちょっと大きいですよね。

そこで、ファミリーキャンプをこれから始める人用に、リーズナブルだけどしっかりしているオススメのテントをまとめてみることにしました。

今回は、「大人二人子供二人の家族が快適に使えるNZD600以下のテント」のご紹介です。

ファミリーキャンプ用のテントを選ぶポイント

テントを買うときはしっかりと自分で見て、素材感や広さを実際に確認して買うことをお勧めします。その中でも、これだけは押さえておいてほしいポイントを最初に説明しますね。

長年使う事を考えて、頑丈な物を

まず一番最初にしっかり理解しておいてもらいたいのが、「テントの頑丈さ」という意味で、安すぎるテントはダメです。これは、身をもって体験しているので、声を大にして言います。

ペグをしっかりさせば転がる事はないだろうと思いきや、ベグどめの部分が破れ、ポールが折れて、一晩でダメになったテントがありました。もちろん返品しましたが、せっかくのキャンプが楽しめなくなってしまうので、安心のためには、少しだけ値段は譲歩して下さい。

キャパシティ人数は多めで!

テントの商品名に「何人寝られるか」と言うキャパシティ人数が含まれていることが多いのですが、これは「最大」何人寝られるか、です。

テントなので寝るのは寝袋が想定されていて、要は寝袋をいくつ敷き詰められるか、と言うこと。つまり、最大人数で寝ると「寝返りもできない状況になる」可能性が高いです。

なので、3人家族なら4人用、4人家族なら6人用を目安にすると良いと思います。もちろん、大きければそれだけ荷物を置けるスペースが広くなるので、快適に使うことができます。

説明の数字はここをチェック

ウォータープルーフの数値……もちろん高ければ高い方が良いです。メーカーによって計測の方法が違うのか、少しまちまちになるのですが、最低でも2000mmあると安心です。最近の物は5000mmが主流になっています。

UVカット値……50よりも下の極端に低いものはニュージーランドではお勧めしません。

高さ……中で大人が余裕で立てる高さのものが楽です。数字で言うならなら190cm以上。できれば入り口も屈まずに入れる物が◎。テントの出入りは一泊だとしても結構な回数になるので、ストレスなしの方が良いですよね。

おすすめのテントを一挙紹介!

Navigator South Hahei Tent 6 Person

Navigator South Hahei
(引用: The Warehouse)

参考価格: NZD189

実は、このテントは我が家が一番最初に買ったテントと同じ物なんです。

もう10年近く経っているので、マイナーチェンジされていて色などは変わっていますが、クオリティはそのまま、値段は安くなっている気がします。

この値段は6人用テントにしてはかなりお得!本来ならあまりオススメできない値段なのですが、使ったことがある物なので安心してリストに入れて下さい♪

入り口の高さが170cmでちょっと低目なんですが、中は190cmあるので入ってしまえば問題なし。ダブルレイヤーになっていて、気密がとにかく高く、夜の間にテント内の気温が極端には下がりません。

やや広目のワンルームにはダブルサイズのエアマットを2枚敷き詰めてもまだ荷物を置くスペースがあり、半外エリアにはキャンプチェアなどを夜に片付けたりできます。

The Warehouseで買う

Torpedo7 Getaway Tent ー 6 Person

Torpedo7 Getaway Tent
(引用: Torpedo7)

参考価格: NZD499.99

通常なら1ドームテントはインナーテントにフレームが2本なんですが、こちらは前後の入り口用にもフレームが入って広さを拡張し、さらにフライカバーにも1本入って入り口を支えているので、計5本のフレームでかなりしっかりとした作りになっています。

ワンルームが3m×3mで家族4人に十分なサイズなのにプラスして、フロントに2m以上の半外スペースがあります。夜間の荷物の収納はもちろんですが、雨が降っている時に出入りしても、内側に雨が入る心配がない、と言うのがかなりのプラスポイントです。

Torpedo7で買う

Torpedo7 Tongariro 6 Person Tent

Torpedo7 Tongariro tent
(引用: Torpedo7)

参考価格: NZD599.99

こちらはNavigator Southだった頃の名残を名前に残してるテントですが、Haheiとの違いは、1ルーム+フロントエリアではなくて、2ルームになっているということ。寝室とリビング、または2寝室として使うことができるので、子供の成長に合わせてレイアウトのアレンジを変えていくことができるスタイルになっています。

先に紹介した二つに比べて、幅が230mmと細長いサイズ感なのですが、ホリデーパークによっては細長くエリアが仕切られていることがあるので、どこに行ってもある程度自由にテントを建てることができるサイズになっています。

Torpedo7で買う

Kea 5E recreational Dome Tent

kiwicamping Kea 5E
(引用: Kiwi Camping)

参考価格: NZD449.00

ニュージーランドのオリジナルブランドKiwi Campingのファミリーサイズテントでオススメなのがこちら。今年、リニューアルしたことによりウォータープルーフ値が高くなって、より丈夫になったのがポイントです。

フロントエリアがかなり広目なのと、グラウンドシートがついているので、汚したくない物を置くこともできます。フロントエリアにサイドドアがついているのも、レイアウトが自由になって良いですよね♪

リニューアル前の旧モデルがセールにかかる可能性もあるので、そちらも合わせてチェックですよ!

Kiwi Campingのサイトで見てみる

Bellbird Family Tent

Kiwicamping Bellbird
(引用: Kiwi Camping)

参考価格: NZD549.00

こちらは今までとはちょっとタイプが違うのですが、ワンポールタイプのベルテントになります。何よりも設営が簡単!これにつきますよね。特に、キャンプ初心者さんは設営に慣れないと、それだけで時間も体力も使ってしまうのですが、これだったら、周囲のペグを刺したら、真ん中のポールを立てるだけなので、本当にあっという間に設営が終わります。

見た目も可愛くて、キャンプサイトで目立つので、自分のテントを見失うこともないですよ♪

Kiwi Campingのサイトで見てみる

Zempire Neo 6

Empire neo6
(引用: Kiwi Camping)

Zempireのテントのシリーズは、とにかく窓が大きくてとても開放的なデザインになっています。中でもこのNEO6は、前と左右が大きく開くので、全部の窓を開くとキャノピーの様な使い方もできるのが良いですよね。もちろんインナーテントはメッシュウォールになっているので、虫に悩まされることもありません!

フロントエリアにはサイドドアが両側についているし、フロントドアはタープとして跳ね上げておくこともできるデザインになっています。

もうひとつ大きいサイズの8人用も値段は少し上がりますが、2ルームのうちフロントルームの方がドーム型になって高さがしっかり取られて快適さが上がるので、こちらも合わせてチェックしてみて下さい。

Kiwi Zempireで買う

ニュージーランドでテントを買うのにおすすめのお店

The Warehouse

ニュージーランド国内で一番有名なホームセンターでキャンプ用品が売られていることはご存知ですか?

以前は様々なサイズがあったのですが、今はスポーツ部門はTorpedo7に譲り、売り場はかなり縮小されてしまいました。

ですが、安いのに意外としっかりしたテントが売られているんですよ♪ 実物の展示がないのが残念!

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Torpedo7

The Warehouseからスポーツ部門が分離して出来た専門店で、オリジナルブランドでクオリティの高さを維持しつつもリーズナブルな商品を展開しています。夏が近づくと、テントだけでなくシェルター、テーブル、チェアなどが展示されるので、実際に使うところを想像しながら選ぶことができます。

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Tent Town

Colemanのギアを扱うTent Townはテントの修理なども対応してくれるので、オークランド近郊に住んでいる方なら場所を覚えておいて損はないショップです。しかもキャンプ用品店ですので、年中いつ行っても、テントが展示されているので、冬の間に訪れるなら、間違いなくここです。

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アクセス: 103 Jellicoe Road, Panmure, Auckland

Fishing & Hunting

ニュージーランドでアウトドアショップと言えば間違いなくここが第一に名前が挙がりますよね。店名の通り、釣り系狩猟系のギアが多く売られていますが、夏が近づくと一気にテントやシェルター、キャンプ用品が沢山展示されます。

私の一番好きなZempireと言うブランドの商品を扱っているので、私もよく最寄りのショップに様子を見に行きます♪

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キャンプ用品はシーズン物!セールを狙え!!

これからニュージーランドはキャンプオンシーズンに入っていくわけですが、その前にセールがいくつもあるので、お得にテントを手に入れるチャンスです!

レイバーウィークエンド(10月末)、ブラックフライデー(11月末)、ボクシングデー(12月26日)の3大セールは要チェック。

さらに、Torpedo7は毎年Noel LeemingのMassive Selloutに便乗してASBショーグラウンド(場所)で大きなセールを行っています。オークランド近郊の方なら要チェックです。

2020年は10月3日(木)〜6日(日)に開催されます。テントも展示されているので、シーズンに入る前にいくつものテントを実際に見ることができちゃいます♪

また、モデルチェンジなどがあった場合は旧モデルは格安で売りに出たりするので、各ブランドの新製品情報もチェックしてみて下さいね。

以上、今年ファミキャンを始めたい人にオススメする、リーズナブルだけどしっかりしたオススメテントのご紹介でした。

実際のキャンプの様子やキャンプ場の紹介をブログとYouTubeで紹介しています。良かったらそちらもご覧ください♪ブログ Sweet as family camp in NZ

YouTube ふぁみきゃんinNZ