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ニュージーランドの入国手続の方法をわかりやすく解説!

jujuco
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こんにちは!Jandalsライターのjujucoです!

ニュージーランドの空港に到着後、国内に足を踏み入れるためには「入国手続き」をする必要があります。

これからニュージーランドに来られる方の中には「英語でやり取りしないといけないし、どんな質問されるのだろう」と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、前もってどのような手続きがあるかを知ることで、入国手続きをよりスムーズにすることが可能です。

この記事では、ニュージーランドの入国手続きの方法を、必要な物・流れと私の経験を含めてわかりやすく解説します!

ニュージーランドの入国審査に必要なもの

ニュージーランドの入国手続きには、以下の2つが最低限必要です。

  • パスポート
  • ニュージーランド入国審査カード(New Zealand Passenger Arrival Card)

「ニュージーランド入国審査カード」には、たくさんの質問が記載されており、渡航者はその質問に答えることでニュージーランド入国の際に必要な申告を行うこととなります。

「ニュージーランド入国審査カード」は英語表記で、英語での記入が必要です。

しかし、ニュージーランドの税関のウェブサイトには日本語表記の「ニュージーランド入国審査カード」が掲載されています。(とてもありがたい!)

英語版と日本語版の「ニュージーランド入国審査カード」は以下のリンクからアクセス可能。日本語版の方をスマートフォンに保存すると機内で見れるので便利ですね。

「ニュージーランド入国審査カード」英語(2020年1月現在)

「ニュージーランド入国審査カード」日本語(2020年1月現在)

入国審査カードの内容は予告なく変更になる場合があるので、最新の入国審査カードは On your arrival(英語) でご確認ください。

「ニュージーランド入国審査カード」記入する情報は正確で、記入漏れがないように十分注意が必要です。虚偽の申告・申告漏れは罰金(NZ$400~)の対象になることがあります。

「ニュージーランド入国審査カード」の入手方法

「ニュージーランド入国審査カード」は、通常ニュージーランドへ向かう飛行機の中で配布されています。

しかし、枚数が足りず機内でもらえなかったということもまれに。。。

その場合は、以下で紹介する入国審査の場所のすぐ手前に「ニュージーランド入国審査カード」が置かれているので、そこで入手可能です!

ニュージーランドの入国手続きの流れ

日本からニュージーランドに来られる場合、オークランド国際空港に到着する方がほとんどだと思いますので、オークランド国際空港での手続きを元にお話していきます!

オークランド国際空港に到着し飛行機を降りてしばらく進みますと、上の写真のように有名なマオリの彫刻が施されたゲートのお出迎え。

ゲートをくぐり、免税店を通り抜けると入国手続きが始まります。

入国手続き完了までの流れは以下の通りです。

  1. 入国審査
  2. 預け荷物受け取り
  3. 検疫
  4. 税関

それでは、1つずつご案内していきます!

入国審査

「入国審査」と聞くと、強面で無表情な入国査察官(?)が待ち受けていると想像しがちですよね。

しかし、ニュージーランドの入国審査は eGateという無人ゲートで行っています!

手続きはとても簡単でパスポートのスキャンと顔写真の撮影のみ

しかし、eGateを使うには以下の条件があります。

  • 12歳以上であること
  • 日本のePassport(IC旅券)を持っていること※

※日本のパスポート以外をお持ちの方は、eGate使用条件(英語)をご覧ください。

お子さんと旅行されているなどで条件を満たしていない場合は、eGateではなく空港職員がいるカウンターへ進む必要があります。

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ニュージーランの空港職員の方々はフレンドリーな方が多いです!

「ニュージーランド入国審査カード」に記入することで必要な内容が申告されているため、空港職員に質問されることはあまりないですが。以下のような質問をされることも。

  • ニュージーランドに何日滞在するの?
  • ニュージーランドに滞在する目的は?

もしも、滞在理由・期間・ビザなどに問題があると判断された場合、さらに詳しく質問される場合があります。

預け荷物受け取り

入国審査が終わると預け荷物受け取り場に到着します。

ここでは特別手続きはありませんが、預けた荷物がある方は荷物を受け取りその次の検疫へと進みます。

検疫

検疫では、食べ物や植物・動物製品などのニュージーランドへ持ち込みが禁止されている物や制限されている物などが検査されます。

「ニュージーランド入国審査カード」の質問では以下の部分ですね。

 

「ニュージーランド入国審査カード」に書かれているものを持ち込む場合は必ず申告が必要です!申告漏れがないように正確な内容で申告しましょう!

持っているものが申告が必要などうかわからない場合は、申告しておいた方が後々トラブルを免れるということもあります。申告が必要がわからない場合も申告することをおすすめします。

検疫では大きく2つの検査があります。

  1. 空港職員による「ニュージーランド入国審査カード」の確認・質問
  2. 荷物の中の確認・レントゲンによる検査

「ニュージーランド入国審査カード」の確認・質問

検疫ではまず、空港職員が「ニュージーランド入国審査カード」の申告の内容を確認します。

検疫に関して、空港職員の方から「どのようなものを持っているか?」または「○○は持っていないか?」という質問をされることが多いです。

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もし申告が必要な物がたくさんある場合、英語でリストを作っておきましょう!

私は日本に一時帰国するといつも食べ物をたくさん買ってニュージーランドへ戻ってきます。

検疫では「どんな食べ物持っていますか?」といつも聞かれるのですが、持ち込もうとしている食べ物のがあまりに多くて覚えていられません。

そこで、空港職員の方が「次はリストを作っておくといいよ!」と。

検疫でのやり取りは英語です。もし申告するものがある場合、申告が必要な物のリストを英語で作っておいて検疫の際に空港職員の方に見せると検査がよりスムーズになるのでお勧めです!

荷物の中の確認・レントゲンによる検査

「ニュージーランド入国審査カード」の確認・質問の結果により、荷物を開けて中身を検査されることがあります。

申告が必要な物があるからと言って必ず荷物の中身を確認されるわけではありません。

もし、荷物の中身の確認が必要と言われた場合は申告が必要な物を空港職員に見せましょう。

荷物の中身の確認が終わった後は、もしくは、荷物の中身の確認がなかった場合、レントゲンによる検査へ進みます。

レントゲンによる検査が終わり、空港職員に税関(Customs)に行くようにと言われていなければ、これで入国手続きは終了!空港の到着ロビーにできることができます。

もし、税関(Customs)に行くようにと言われた場合は税関カウンターへ進みましょう。

税関

税関の検査は、ニュージーランドへ持ち込みが規制されている「ニュージーランド入国審査カード」の以下の部分が対象になります。

 

税関(Customs)に行くようにと空港職員に言われた場合、レントゲンによる検査の後にある税関のカウンターに行く必要があります。

ここでまた「ニュージーランド入国審査カード」税関のカウンターに提出。

申告の内容に基づき、空港職員に質問され、持ち込むものによっては関税の支払いが必要となる場合があります。

ニュージーランドに到着時に税関への申告や検査に関して以下のページで詳しく説明されています。詳しく知りたい方は覗いてみてください。

On your arrival(英語)

日本で購入した総額NZ$700以上の物品を持ち込んだ時の私の経験

私は以前一時帰国から戻った際、総額NZ$700以上の物品を日本で購入したので申告したのですが、その時はレシートを見せるように言われました。

レシートを見せてと言われると思っていなかったので、スーツケースの中から探すのがすごく大変。

なので、もし私のように総額NZ$700以上の買い物をして申告が必要な場合はレシートを取り出しやすいところに入れておくと手間取らないですね!

ちなみにレシートを見せましたが、私の場合関税を支払う必要はありませんでした。※あくまで私の経験であり、いかなる時も関税を払う必要がないというわけではありません。

まとめ

ニュージーランドの入国手続きについて、ざっくりまとめます!

  • 入国手続きには、パスポートとニュージーランド入国審査カードが最低限必要。
  • 入国審査は無人のeGateを使用(条件あり)
  • 検疫では空港職員から質問をされる。
  • 検疫では荷物の中身チェックがあることがある。
  • 検疫ではレントゲンによる検査がある。
  • 税関に行くように言われた場合、税関カウンターに行く必要あり。
  • 税関カウンターでも職員から質問される。

以上、ニュージーランドへの入国手続きについて詳しく解説しました!

何かご不明な点がございましたら、公式LINEまたはお問い合わせフォームからお問い合わせくださいませ。

この情報が少しでもお役に立てましたらうれしいです。最後まで読んでいただいてありがとうございます!

ABOUT ME
jujuco
ニュージーランドのハミルトンで公認会計士として働いています。2004年にオーストラリアにワーホリで渡り、オーストラリアの永住権を取った後、ニュージーランドに移住。ニュージーランドで会計学の学士課程を首席卒業しました。 英語の勉強をがんばっている方を応援するため使える英語表現の記事を主に書いています!Twitterでは #jujuco英語 で使える英語表現毎日Tweetしています。 ※記事の内容はあくまで個人的な見解・意見であり、所属団体を代表するものではありません。