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ニュージーランドの入国審査での質問と返答に使える英語フレーズ!

jujuco
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こんにちは!Jandalsライターのjujucoです!

空港での入国審査は、ニュージーランドに入国するために必要な手続きの一つ。

でも『空港職員に英語で何か質問されるのかな?英語が理解できるか不安だよ。。。』と思っている方も少なくないのでは?

また『お母さんがニュージーランドに遊びに来るけど、英語話せないから心配だな。。。』という方もいらっしゃるでしょう。

そんな不安を少しでも解消するために、今回の記事では、ニュージーランドの入国審査で空港職員に尋ねられる可能性がある質問とその返答に使える英語フレーズを入国審査の簡単な説明と一緒に紹介します!

ニュージーランドの入国審査で英語は使う?

通常、入国審査では旅行者が入国の目的に合ったビザを持っているかなどが審査されます。

12歳以上で日本の ePassport (IC旅券) を持っている場合、ニュージーランドの入国審査は eGate とという無人のゲートを利用できるので、空港職員に質問をされることは通常ありません。

しかし、現在(2020年3月)のようにコロナウイルスの影響などで eGate が使用できない場合も。

eGateでの入国審査で何か問題があった場合や、何らかの理由で eGateでの入国審査ができない場合などは空港職員が入国審査を行います。

入国審査の前に、ニュージーランド入国審査カード(New Zealand Passenger Arrival Card)の記入が必要です

ニュージーランド入国審査カードに必要情報をきちんと書き込むと、空港職員からの質問は少なくて済むはずなので、入国審査の前にきちんと記入することを忘れないようにしましょう!

入国審査はニュージーランドへ入国するための入国手続きの最初の手続きで、他にも税関や検疫などの手続きがあります。この記事には税関や検疫での手続きに関する英語は含まれていません。

ニュージーランド入国審査カードや入国審査について詳しくは以下の記事で紹介していますのでこちらも参考にしてください。

ニュージーランドの入国手続の方法をわかりやすく解説!ニュージーランドへ入国時にある「入国手続き」どのような手続きがあるかを前もって知ることで入国手続きをよりスムーズにすることが可能。この記事では、ニュージーランドの入国手続きの方法を、必要な物・流れと私の経験を含めてわかりやすく解説します!...

ニュージーランドの入国審査でよく聞かれる質問と返答に使えるフレーズ

ニュージーランドの入国審査の時に尋ねられる質問は主に以下の6つです!

  1. 滞在理由は?
  2. 滞在期間は?
  3. 滞在先は?
  4. 職業は?
  5. 帰りのチケットは持っている?
  6. 他の誰かと旅行している?

もちろんこれ以外にも質問されることがあるかもしれませんが、今回は尋ねられる可能性が高い上の6つの質問を紹介します!

また、①から➃の質問はニュージーランド入国審査カードに記載が必要な内容なので(①と②の質問はニュージーランドに居住されていない方のみ)きちんと記入しておけば質問されないはずです。

それでは各質問の英訳と返答に使える英語フレーズなどを紹介していきます!

「滞在理由は?」に関連した英語フレーズ

まずは「滞在目的は?」という質問の英語を紹介します!

What is your main reason for coming to New Zealand?

「あなたがニュージーランドに来た主な理由は何ですか?」

What is the main reason of your trip?

「あなたの旅行の主な理由は何ですか?」

What is the purpose of your trip?

「あなたの旅行の目的は何ですか?

「滞在理由は~です」と答えるための英語フレーズ

滞在理由はニュージーランド入国審査カードに記入が必要な項目で、以下の滞在理由が選択肢として書かれています。

  • visiting friends / relatives「友人や親類を訪問」
  • business「ビジネス」
  • holiday / vacation「休暇」
  • conference / convention「会議/大会」
  • education「教育」
  • other「その他」

入国審査カードで「その他」を選択した場合以外は、滞在理由に関して特に何も聞かれない可能性が高いです。

もしも、滞在理由は何かを尋ねられた場合、ニュージーランド入国審査カードで選んだ滞在理由と同じ内容を答えましょう。

滞在目的を答える際に使える英語フレーズの基本形は以下です。

フレーズの基本形

I came to New Zealand for ~.

「私は~のためにニュージーランドに来ました」

上の「~」の部分に理由となる名詞を入れます。

ニュージーランド入国審査カードで選んだ滞在理由を「~」部分に入れれば基本OKです!ただ「教育」は少しわかりづらいので「勉強」などに置き換えるといいと思います。

例えば「休暇」が滞在理由の場合。

I came to New Zealand for a holiday.

「私は休暇のためにニュージーランドに来ました」

「観光」が目的の場合は sightseeing と言ってもいいですが、上の文のように「休暇」と言っても問題ありません。

「勉強」が滞在理由の場合の例。

I came to New Zealand for studying.

「私は勉強のためにニュージーランドに来ました」

このように、滞在目的に合わせて「~」の部分を変えるだけです!

「滞在期間は?」に関連した英語フレーズ

「滞在期間は?」という質問は以下のように尋ねられます。ニュージーランドに住んでいる場合は通常尋ねられません。

How long are you going to stay in New Zealand?

「あなたはどれくらいニュージーランドに滞在しますか?」

「滞在期間は~です」と答えるための英語フレーズ

滞在期間もニュージーランド入国審査カードで尋ねられている内容(ニュージーランドに住んでいない方のみ)なので、記入すれば聞かれることは通常ありません。

しかし、もしも尋ねられた場合は以下の基本形の○○の部分に期間を入れることで滞在期間を伝えることができます。

フレーズの基本形

I am going to stay in New Zealand for ○○.

「私は○○の間ニュージーランドに滞在する予定です」

例えば、一週間滞在する場合。

I am going to stay in New Zealand for 1 week.

「私は一週間の間ニュージーランドに滞在する予定です」

その他の期間を表す英語は以下を参考にしてください!

  • 「~日」は、数字 + day(s) 例:「10日」10 days
  • 「~週間」は、数字 + week(s) 例:「5週間」5 weeks
  • 「~ヵ月」は、数字 + month(s) 例:「7ヵ月」7 months
  • 「~年」は、数字 + year(s) 例:「2年」2 years

「滞在先は?」に関連した英語フレーズ

「滞在先は?」という質問は以下のように尋ねられます。

Where are you going to stay in New Zealand?

「ニュージーランドではどこに滞在しますか?」

「滞在先は~です」と答えるための英語フレーズ

滞在先もニュージーランド入国審査カードで尋ねられていることなので、記入すれば尋ねられることはないはずです。

しかし、もしも尋ねられた場合は以下の基本形の○○の部分に滞在先の名前などを入れることで滞在先がどこかを伝えることができます。

フレーズの基本形

I am going to stay at ○○.

「私は○○に滞在する予定です」

例えば、オークランドのYHAに滞在する場合。

I am going to stay at YHA in Auckland.

「私はオークランドのYHAに滞在する予定です」

家族の家に滞在する場合の例。

I am going to stay at my family’s place.

「私は家族の家に滞在する予定です」

もしも、滞在先の住所を尋ねられた場合は、以下の基本形の○○の部分に住所を入れて答えましょう。

フレーズの基本形

The address is ○○.

「住所は○○です」

英語の発音が難しい場合などは、住所や滞在先が英語で書かれた紙などを見せるといいですね

「職業は何?」に関連した英語フレーズ

「職業は何?」という質問は以下のように尋ねられます。

What is your occupation?

「あなたの職業は何ですか?」

What do you do?

「あなたは何の仕事をしていますか?」

「職業は~です」と答えるための英語フレーズ

職業もニュージーランド入国審査カードに記載が必要な項目なので、記入すれば尋ねられることはないはずです。

しかし、もしも尋ねられた場合は以下の基本形の○○の部分に職業を入れると職業は何か答えることができます。

フレーズの基本形

I am ○○.

「私は○○です」

例えば、看護師さんの場合。

I am a nurse.

「私は看護師です」

その他の職業の英訳は、ほんの一部ですが以下を参考にしてください!

  • 「教師」teacher
  • 「弁護士」lawyer
  • 「会計士」accountant
  • 「美容師」hairdresser
  • 「料理人」chef
  • 「公務員」public servant

日本ではよく「会社員」という言葉を使うことがありますが、ニュージーランドでは具体的にどのような会社で働いているかやどのような業務行っているかを説明するのが一般的です。

その他は以下のサイトにたくさんの職業の英訳が載っているのでご参考に。

英語で表現する職種・職業・仕事内容の言いかた一覧 | Weblio英会話コラム(英語での言い方・英語表現)

「帰りのチケットは?」に関連した英語フレーズ

「帰りのチケットは?」という質問は以下のように尋ねられます。

Do you have a ticket to go back to Japan?

「日本への帰りのチケットは持っていますか?」

「帰りのチケットを持っています」と答えるための英語フレーズ

上のように、Do you ~ で始まる質問の場合は、Yes, I do.「はい、持っています」 だけの返答でも問題ないです。もし、きちんと文章で答えたい場合は以下のように言うことができます。

Yes, I have a ticket to go back to Japan.

「はい、私は日本への帰りのチケットを持っています」

もし、日本以外の国へ行く場合、I have a ticket to go to ○○. の ○○の部分に国名を入れます。

通常、この質問をされる場合「帰りの航空券を見せて」と言われることが多いので、求められた場合、帰りの航空券の予約が確認できるものなどを空港職員に見せましょう。

もしも、帰りのチケットを持っていない場合は以下のように返答することができます。

No, I don’t have a ticket to go back to Japan.

「いいえ、私は日本への帰りのチケットを持っていません」

「他の誰かと旅行していますか?」に関連した英語フレーズ

これは一人で入国審査のカウンターに行くと聞かれる質問ですね。

もし、家族や友達と旅行している場合は一緒に入国審査のカウンターに進んでも問題ないと言われています。

そのため、もし家族や友達と一緒に旅行している場合は一緒に入国審査のカウンターに進むとこの質問をされるのを避けられる可能性が高いです。

「他の誰かと旅行していますか?」という質問は以下のような英語が使われます。

Are you travelling by yourself?

「一人で旅行していますか?」

Are you travelling with someone else?

「他の誰かと一緒に旅行していますか?」

「一人で旅行しています」「友達と旅行しています」などと答えるための英語フレーズ

一人で旅行している場合は以下のように答えることができます。

I am travelling by myself.

「私は一人で旅行しています」

家族や友達と旅行している場合は以下のフレーズです。

I am travelling with my family / a friend(s)

「私は家族/友達と旅行しています」

ツアーなどグループで旅行している場合は以下のように答えます。

I am travelling in a tour group.

「私はグループで旅行しています」

以上、ニュージーランドの入国審査で尋ねられることがある質問とその返答に使える英語フレーズを紹介しました!

  • 入国審査の前に、ニュージーランド入国審査カードにきちんと必要事項を記入しましょう!
  • あらかじめ必要な英語フレーズをメモして、取り出しやすいところにしまっておきましょう!
  • 入国審査の時にはメモを見ながら話をするか、わからない場合は空港職員に見せましょう!

何かご不明な点がございましたら、公式LINEまたはお問い合わせフォームからお問い合わせくださいませ。

ニュージーランド入国審査カードや、ニュージーランドの入国手続きについて詳しくご案内した記事も合わせて参考にしてくださいね!

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ニュージーランドのハミルトンで公認会計士として働いています。2004年にオーストラリアにワーホリで渡り、オーストラリアの永住権を取った後、ニュージーランドに移住。ニュージーランドで会計学の学士課程を首席卒業しました。 英語の勉強をがんばっている方を応援するため使える英語表現の記事を主に書いています!Twitterでは #jujuco英語 で使える英語表現毎日Tweetしています。 ※記事の内容はあくまで個人的な見解・意見であり、所属団体を代表するものではありません。