料理は大好きだけど、しっかり作るのは時々。目分量でも美味しいは正義!な私が、ニュージーランドで手に入る食材で作る料理を紹介していきます。
今回は、簡単にできるコーンスープです。ただし、いわゆるレシピ本に載っているのとは多分まったく違うと思います。未確認ですが。
実はこれ、「りうか家で母がよく作っていたコーンスープを、一人暮らしするようになった娘が記憶だけで何となく真似て作り始め、レシピを確認するタイミングを逸したまま母が鬼籍に入ってしまったので、美味しいからまぁいいかとそのままにしている」ものなんです。
(長くてごめんなさい)
でも、簡単でもとても美味しいので、是非試してみてください。
酪農王国ニュージーランドの牛乳やバターを使っているので、さらに美味しさはレベルアップしてると思います!
材料
コーン缶(クリーム) 1缶
コーン缶(ホール) 1/4-1缶
バター 1かけら(5g程度)
小麦粉 スープスプーン1杯程度
牛乳 適宜(200-500ml程度)
コンソメ お好み
塩・胡椒 適宜
パセリ お好み
(先日作った時の写真。スープが茶色なのは全粒粉で作ったからです)
中心となるのはクリームコーン缶。これを1缶使い切るレシピです。他の材料の量が適当すぎるとお嘆きの方は、多めに用意しておいてよいかと思います。余ってもどれも使いまわししやすい食材ですしね。
一度作ると自分の好みがわかりますので、二度目から調整しましょう。
手順
1. バターを溶かします
大きめの鍋を弱めに熱してください。
最初はバターを少なめに入れて、次の小麦粉で調整しましょう。
2. 小麦粉をバターと馴染ませていきます
バターが溶け切ったら、小麦粉をスープスプーン一杯程度広げるように振り入れ、バターと馴染ませ、まとめていきます。目安は小麦粉が全体的にしっとりして、ひとつのやわらかいかたまりになるくらい。
混ぜても粉っぽさが消えなければバターが足りないので、ここで追加。逆にまとまらないほどバターが多ければ、ここで小麦粉を追加します。
3. 牛乳で2を伸ばしていきます
少しずつ牛乳を加えてまとまった小麦粉のかたまりに馴染ませ、かたまりをやわらかく大きくしていくようなイメージで伸ばしていきます。
ここできちんとまとまらないまま牛乳を足していくとダマになってしまい、美味しさが半減してしまうので、ここだけはじっくりゆっくりと頑張りましょう。
全体的になめらかになって、固形というより液体に近くなってきたら次に移る頃合いです。
4. クリームコーンを投入します
豪快に全部投入しましょう。日本と違って小さな缶はなかなか見かけないのですが、その分たくさん食べるつもりになれば大丈夫です。
缶に残ったコーンは牛乳で落としてそれも鍋の中へ。ゆっくり混ぜて、ベシャメルソースと完全に混ざったら、どの程度の濃さ(やわらかさ・なめらかさ)になったかを確認しましょう。
5. スープを調えていきます
ここからがずぼら簡単レシピの真骨頂です。
まずは牛乳を好みのなめらかさ、もしくは量になるまで入れます。あまり入れすぎるとコーンの風味が飛んでしまうので気をつけてください。
そこにホールコーンを入れます。ブレンダーを使わないレシピなので、このつぶつぶ感を楽しむつもりでお好きなだけ投入してください。
お腹が空いているならひと缶入れても大丈夫ですが、かなりのボリュームにはなりますよ。
さらに、自然の味が好きな方はそのままで大丈夫ですが、コクを出したい人はコンソメを入れても美味しいです。
おたまでかき混ぜてみて「私の理想はコレだ」というバランスにしてくださいね。
6. しばらく加熱します
牛乳やコーンで温度が下がるので、また小さくふつふつとしてくるまで加熱してください。時々かき混ぜてあげると底からこびりついて焦げるのを防げます。
コーンはそのままでも食べられるので、温まったら次の工程に進んで大丈夫ですが、じっくり火を通したい人はそのまま弱く加熱してください。
7. 味を調えます
温まったら、塩胡椒で味を調えましょう。
コンソメを入れた方はもう味が少し付いているのでご注意を。
8. 盛り付けて完成!
パセリを散らすと「それっぽく」「映える」ように見えます。
もし生パセリがある方は、刻んで散らすとさらに本格的になりますよ。
作った方は是非感想を!
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