こんにちは、無職になってニュージーランド一周中のはっしー(@hassy_nz)です。
今日はみんな大好きなハンバーガーショップ「マクドナルド」のお話をお届けします。
全世界に3万8000店舗以上を構える巨大ファストフードチェーンであるマクドナルド。
実はニュージーランドには、その頂点に立つ「世界一かっこいいマクドナルド」が存在するというのです。
本物の○○が客席になっている!
「世界一かっこいいマクドナルド」は、ニュージーランド北島のど真ん中に位置する湖の町・タウポにあります。
人口およそ2万5千人のこの小さな町に、いったいどれほどかっこいい店があるのかというと……それがこちら!
どーん! なんと本物の飛行機が設置されているマクドナルドなのです!!
尾翼には「M」のマークが誇らしげに描かれています。
反対側から撮るとこんな感じ。翼のすぐ下が駐車場になっているのがなかなかシュールですね。
足元には「WORLD’S COOLEST MCDONALD’S」の看板が立っています!
これは2013年、グルメニュースサイト「The Daily Meal」で発表されたランキングによるもの。東京やニューヨークといった大都市の店舗を差し置いて、ニュージーランドの小都市のお店が1位になったとあって、当時は大変な話題となったようです。
しかもこの飛行機、ただの飾りではありません。
中は客席になっており、飛行機の中でマクドナルドを食べるというレアな体験ができるのです!
こんなことができるマクドナルドは、当然世界でもここだけ。いつものビッグマックも、機内食気分でさらに美味しく食べられそう。
窓越しにコックピットも見学できます。メカ好きにはたまりませんね……。
機体そのものについて少し解説をしましょう。これは1943年ダグラス社製のプロペラ輸送機「DC-3」。
第二次世界大戦中の太平洋地域で活躍した後、複数の民間航空会社を渡り歩き、1966年に退役しました。
その後は複数の所有者の手に渡りましたが、最終的にマクドナルドタウポ店のオーナーのもとに譲られ、客席として使われることになったのだそうです。
役目を終えたら静かに廃棄される飛行機も多い中で、飛ぶことをやめてもなお多くの人に愛されているこのDC-3は、相当な幸せ者かもしれませんね。
アクセス
市街地の中心部にあるので、湖に沿って歩いていればすぐに見つけられます。
タウポまではニュージーランド主要都市から国内線も多く飛んでおり、アクセス良好。
世界でここだけの特別なマクドナルド、ぜひみなさんも足を運んでみてください!