COVID-19が落ち着かない中、ケルマディック諸島を震源とする大規模な地震が発生し、津波の発生が懸念され、ニュージーランドではノースランドエリアを中心に多くの方が避難される事態となりました。
日本とニュージーランド、どちらの国も地震による大きな被害があり、地震や津波のようないつ起こるか分からない災害が起こりうる国です。
だからこそ、個人レベルでもこういった災害に対して対策・準備はやっておきたいところですね。
今回、地震・津波のニュースがあった時、私の住むハミルトンでは直接的な警報や避難勧告はなかったのですが、もし自分にいるエリアで何か起こったとしたら、
・災害情報はどこを見ればいい?
・どうすればいいのか?
・避難場所はどこか?
等、色々疑問が浮かんだので、自分なりに調べて見ました。そしてその情報を共有させてもらいたいと思います。
ちなみに今回は具体的な災害準備(これを買っておきましょう!ここに避難しましょう等)について書いておりませんので、予めご了承ください。
*こちらの情報はあくまで個人の災害に対する準備の情報収集の結果になります。災害状況や情報提供者の状況に変わる要素が大いに含まれるますので、予めご了承ください。
ニュージーランドの災害情報はどこを見ればいい?
災害のみならず、このデジタルの時代には「一次情報をチェックしろ」とよく言われますよね!一次情報とは、情報の元となる人・団体が公式に発信している情報と思っていただければいいかと思います。
今回の地震・津波の件でいいますと、ニュージーランド政府が運営する以下のようなサイトがそれに当たるかと思います。
https://www.civildefence.govt.nz/
ただ、常にこう言った政府のサイトをチェックしている人はそうそういないと思いますので、ニュースやSNSで入ってきた情報に対して、その情報が信頼できる物か確認するために1次情報をチェックするという感じですね。
ニュージーランドで災害が発生した時、どうすればいいのか?
これに関しては、ニュージーランドではこんなサイトが用意されていました。
GET READY
https://getready.govt.nz/
さっき紹介したCivil Defenceのサイトは、どちらかといえば災害速報や災害情報のプラットフォームのような立ち位置なのですが、こちらのGET READYは災害時にどうすればいいか?に焦点を合わせたサイトのように感じました。なので、災害時にチェックするサイトというより、事前にみて災害時にどうするか備える為のサイトかと思います。
「地震」「洪水」「地滑り」「ストーム」「津波」「火山噴火」の6項目を軸にどう準備するべきか、災害発生後の対応をどうするべきか等についてまとめられています。
よく考えると非常事態である災害発生時にそこからサイト見て準備なんて、不可能ですよね。事前にチェックして準備しておくのが間違い無いですね!
何より、読みやすい・使いやすい!
Civil Defenceのサイトは公式感の強い少し堅いイメージですが、GET READYはイラストや大きい文字が採用されており、英語が得意でない私でも気負いなく見れるサイトですね。
また、ゲームやオンラインで災害時の避難プランを立てられるツールもあり、非常に使いやすいです。
ちなみにゲームはこんな感じでした!
このゲームはしっかりできており、子どもも楽しみながら最後まで一緒にやりました笑(1番最後の災害ケースがキモなので、ぜひチェックしてみてください)
ニュージーランドの災害時、避難場所はどこか?
これについては起きた災害によりますし、エリア・地域によって異なりますが、
参考までに津波の避難エリアに関していうと以下のリンクからお住まいのエリアの情報をたどっていけば、関連する情報が見れるかと思います。
Tsunami evacuation zones
https://www.civildefence.govt.nz/get-ready/get-tsunami-ready/tsunami-evacuation-zones/
- Northland
- Auckland
- Waikato
- Bay of Plenty
- Tairāwhiti / Gisborne
- Taranaki
- Manawatu-Wanganui
- Hawke’s Bay
- Wellington
- Nelson-Tasman
- Marlborough
- Canterbury
- Otago
- Southland
- Chatham Islands
- West Coast
これらのリンクはGET READYサイトからの引用情報になります。
地図データを使ったサイトで少しサイトの動きは重たいですが、津波の発生状況に応じた情報が得られるのではないかと思っています。
備えあれば憂いなし
実際どこでどんな災害が起こるかなんて分かりません。
だからこそこういった情報を事前に得ておき、何かあった時に迅速に対応する事により、落ち着いた的確な避難ができるのではないでしょうか?
また、残念な事にどんな大きな災害・被害も時間の流れと共に風化してしまいますので、地震が起こったばかりの今に今後の為に皆さんそれぞれ避難や災害発生時の事前準備をされる事をお勧めします。
それでは皆さん、良い週末を〜