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[あなたはどっち派?]正社員・フリーランスの働き方比較 – 2

正社員・フリーランスの働き方比較
Masa
Masa
まだ6月なのにこの寒さ、もう限界です。マサです。

さて、前回では、「給料・報酬」「労働時間」「福利厚生」「労働環境」「スキル・経験」と「正社員・フリーランスの働き方比較」をまとめてきました。
今回も引き続き、私が思う両者のポイントをまとめていきたいと思います。

ちなみにこの「フリーランス」という言葉、語源は中世のイタリアやフランスの傭兵部隊に由来しているそうです。その時代では、傭兵は報酬に応じてどの王様の下でも戦った事にちなんで「フリー・ランス(自由な槍)」という言われる事になったそうです。

自由な槍、ちょっとカッコいいですね!

仕事に対する責任の範囲

正社員の場合

基本的にはJob Descriptionにある仕事内容を遂行する事が一人一人に課せられた責任となるかと思いますが、難しいタスクや大きいなタスクは、一時的に社内で仕事のバランスを振り分けたりと一個人に大きな責任がのしかかるような事はないかと思います。

また、万が一働いている会社が訴えられたからといって、働いている一社員がその賠償や判決を受ける事はほぼないのではないかと思います。

フリーランスの場合

自分が行った仕事・納品した成果物が原因でクライアントに不利益をもたらしてしまった場合、その事が原因で裁判に発展するケースや賠償をしないといけなくなる可能性があり、仕事の規模が大きいほど、その額は大きくなると予想されます。

もちろん契約でそういった瑕疵・担保責任についてなるべく負わないように進められるといいのですが、自分に都合に良いようにばかりできない事ももちろんあります。

そういった時の為にビジネス用の保険があります。業種や規模等によってピンからキリまであるようですが、何かあってからではもう遅いです。

この辺は会計士や専門家に相談してしっかり決めておく方が良いと思います。

Masa
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幸い今まで大きなトラブルはないですが、気をつけたい事です。

プライベートとのバランス

正社員の場合

前回「労働時間」のところでも取り上げましたが、特にニュージーランドでは契約書にある時間内で終了し、その他の時間は個人のプライベートの時間として使う事ができる方がほとんどだと思います。

もちろんその時間で、別にビジネスされている方、自身のスキルを伸ばす為、勉強されている方も多くいるかと思いますが、プライベートの時間は十分に確保できるかと思います。

フリーランスの場合

スケジュールを調整して、全てうまく進んでいる場合だと非常にフレキシブルにプライベートな時間を持つ事ができると思います

・人の少ない昼間に買い物や用事を済ませ、夜に仕事をする。
・朝早く起きて、仕事を終わらせたら昼からは好きな事をやる。

こんな事も工夫次第では可能だと思います。

フリーランスに限った話ではありませんが、私の聞いた話で、ニュージーランドでエンジニアをされている男性が、リモートワークをしながら小さいお子さん・奥さんとともに、世界一周されていた方がいたそうです。仕事も積極的にこなし、プロジェクトに影響もほぼなかったとの事でした。
(職種・個人の力量・クライアントとの関係性によりますが、一例として。)

しかし、何かヘマをやらかすと土日返上で対応しないといけなくなる事もあります。

私も子どもの世話を妻に任せて、週末の間働かないといけない事が過去にありました。。

前項の「責任の範囲」に関係する内容ですが、自分に裁量があるという事はフリーランスの良い面であり、悪い面でもあると言えますね。

Masa
Masa
ここは永遠の課題です、もっと要領よく仕事できるようになりたいもんです。

世間からの信頼性(クレジットカード・保険・ローン)

ここでは、一般的にどう見られているかという事でなく、主にクレジットカード・保険・ローン等の審査について書いています。

正社員の場合

会社に就職して、いわゆる試用期間である初めの3ヶ月を超えると、基本的にはここで定義する世間からの信頼性も低くないと言えると思います。
収入額や職種、経験年数によって様々である事は間違いないですが、1年以上働いていれば、そのステータス(正社員)が原因で審査に落ちる事はないのはないでしょうか?

フリーランスの場合

この件に関しては、フリーランスの立場は非常に低いと言えると思います。

特にクレジットカードとローンの審査は、正社員として働いていた時と比べてとても厳しくなったように感じます。

ワークビザで働いていた時には簡単に作れたクレジットカードの審査に落ちたり、ローンにいたっては、審査対象にさえなりませんでした。(私が話を聞いた住宅ローンの場合は、会計士が作成した2年以上の財務帳票が必要との事)

フリーランスだから全てダメというわけではありませんが、ハードルが高くなる事は間違いないです。それはたとえ、収入が上がっていたとしてもです。

Masa
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こんな事考えてもなかったので、もしフリーランスになる予定の方は要注意です。

その他

一括りにできない要素をここでは取り上げたいと思います

正社員の場合

大きい企業で勤めている場合、〇〇で働いてたというステータス(特定以上の規模に限る)をキャリアパスに残せる事ができるので、次の就職に有利になるのではないかと思います。

また、正社員の方にとって、職場での人間関係は1つの大きなポイントになるかと思います。

仕事自体を好きか嫌いかによらず、気の合う人達となにかを行う事は楽しい事ですし、その逆もまた然りでどんなに良い職場でも人間関係次第で辞めたくなるのではないでしょうか?

フリーランスの場合

フリーランスとして大変な事は、自分の得意な領域以外の事もやらないといけない事ではないでしょうか?

営業経理処理、会社なら別の人がやっているような対外的な雑務等、全て自分でやらないといけません。もちろん外部に依頼して行う事も可能ですが、そのコストを払うのは自分ですし、判断をするのも自分です。

そういった一連の作業をゲームのように楽しんでできる人には、とても刺激的で楽しい日々とも言えると思います。

また、私の場合ですとクライアントから直接ビジネスの事や考えているキャンペーン等の話を聞き、そのアイディアを実現させて結果が見えますので、この点は非常に興味深いと思っています。

Masa
Masa
直接ビジネスオーナーの方から話を聞けるのは、色んな意味で楽しいです!

まとめ

正社員とフリーランス
この多様性の時代に今後色々な働き方が出てくるだろうし、そうあるべきだと思います。

また、私もこの記事をまとめることによって改めて、正社員としての働き方、フリーランスとして自分がやっている事を見つめ直す事ができました。

正社員・フリーランス、いずれにしても自分で選択する事で自分の望む道・働き方を手にする事ができるのではないかと思いますので、この記事が誰かのお役に立てれれば良いなと思っています。

ちなみに私が目指す今の目標は「自分のやりたい事を人に役立つように昇華する毎日ビーチでビールを飲みながら働けるようにする」です。
この目標が達成できるように日々精進したいと思います。

ABOUT ME
マサ
2013年にワーキングホリデーでニュージーランドへ、2016年に永住権を取得し、フリーランスのWebデザイナーとしてゆっくり働いています。 日本にいる時はビール好きが過ぎてビアダイニングをやってました。私の人生は運とビールと思いつきでできています。