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フラットの内見で気にするポイントあれこれ

りうか
りうか
こんにちは。春眠暁を覚えずという言葉が身に染みるりうかです。でも明け方には必ず一回目が覚めるのはなぜ…?

ニュージーランドに長期滞在する人たちが必ず必要とする住居。

ホームステイやバックパッカーズ、スチューデントアコモデーションなど選択肢はいろいろありますが、長期滞在で一番ポピュラーなのが フラット暮らし(フラッティング:シェアハウスや大家さんと一緒に住んで部屋を借りる形の住まい) ではないでしょうか。
(家族の方は丸ごと家を借りたり、移住された方は家を購入したりに進む方も多いと思いますが、そちらは別の機会にさらに詳しい人に譲ります)

フラットの物件の探し方は先日はっしーさんが TradeMeを使ったやり方 を記事にしてくれました。

【2020年最新版】「Trade Me」でニュージーランドのフラットを探す方法!ニュージーランドで新生活を始める際にまず探すことになるのが「フラット」(シェアハウス)! その探し方をわかりやすく解説していきます。...

今回は物件を探してから入居を決める前に来るもうひとつの山場、内見 について、気を付けた方がよいポイントをいくつか解説します。

内見に行く前に

内見に行けるタイミングはフラットオーナーや見学させてくれる先住者の都合によるところが大きいと思いますが、曜日と時間には一応注意した方がよいと思います。

・平日か週末か
・日中か日没後か

フラットの場所にもよりますが、この二つでだいぶ印象は変わります。
もし調節できるようでしたら、自分の生活時間帯や気になる時間(夜早く寝たいので静かな場所がいいなど)に合わせるのもいいかもしれませんね。

また特に初めての単身フラット探しの時や、女性にお勧めしたいのが 二人で見に行くこと です。カップルで入居される方は二人そろっている時に行くのがよいでしょう。
治安の問題もありますが、慣れていないと見学時の会話や自分のことに集中してしまうことも多いので、自分以外の人に細かい部分や全体の雰囲気などを見てもらうのが案外役に立つのです。
ただ、二人で行くことは事前に先方に伝えておきましょうね。

内見予約で気を付けたいこと

・曜日と時間
・誰と行くか

優先順位を決めよう

以下にフラットを見る際にポイントとなるべき点を列挙しています。
すべての点について自分の好みをいったん考えておくことは大切ですが、すべて理想的な部屋がある訳ではありません。

そこで内見前に必要なのは、自分の中の気にするべき優先順位を決めておくことです。

・絶対に譲れないこと(1-3点ほど)
・出来ればあってほしいもの
・別に気にしないもの

ポイントをこれらに振り分けた後、 譲れないもののために家賃の予算を変えられるか(変えられるならどの程度までか) も考えておいた方がいいと思います。

ただし自分の理想に近いものを見付けてしまうと、うっかり予算オーバーでも住みたくなってしまうのが人情です。
その為にも予算オーバーの物件は見に行かない、もしくは一緒に行く友達に冷静に判断してもらう…ようにしましょう。

フラットの設備

大きく分けて、フラット内見で見るべきなのは設備(誰が住んでも変わらないもの)と環境(誰と住むことになるのか)です。

ここでは設備についていくつかポイントをあげてみます。

部屋について

一番長く過ごすことになる部屋の様子はしっかりと見ておきましょう。
特に家具などは、なかった場合でも用意できるか聞いてみるといいかもしれません。

部屋のポイント

・部屋の大きさ(別の部屋との位置関係)
・窓の向きと数(採光と風通し)
・ベッドの大きさ
・部屋の中の設備(ドレッサーや収納/学生は机と椅子)

フラット全体について

やはり、家全体の大きさや設備の内容も重要です。
特に部屋同士の位置関係や壁の薄さはチェックしておいた方がよいでしょう。

家のポイント

・家の中も土足かどうか
・バスルームとトイレの構造(トイレは独立?バスタブはある?)
・キッチン(電熱コンロかガスか/パントリーや冷蔵庫のスペース)
・ダイニングとリビング(ご飯を食べる場所とくつろぐ場所)
・空調設備(暖炉/ヒートパンプ/エアコンなど)

敷地や近隣について

家の中だけではなく、庭などの敷地や近所についても確認できるとさらによいと思います。

敷地のポイント

・庭などの外部設備
・ガレージなど大きなものを収納させてもらえるところはあるか
・車を置く場所は実際にどこでどれくらいのスペースか

近隣のポイント

・一番近い店(スーパー/カフェなど)
・バス停や駅の場所
・病院や学校の場所
・公園やウォーキングコースなどが近くにあるか

フラットの環境

つづいて環境についてです。これは長く住む場合は変わっていくこともあるので留意しておいた方がよいでしょう。

また、特に家族と住む場合は、共有スペースの使い方についてルールを設けているところがあるのできちんと確認しておくとよいと思います。

フラット内の環境

・どんな立場で住むのか(家族と/オーナーと/全員フラットメイト)
・同居人はどんな人たちなのか
・何人でバスルームを共有するのか
・住む際のルール(シャワーの時間や音を出していい時間など)

近隣の環境

・近所の人たちの雰囲気(学生/家族/年配)
・交通量
・街灯など明るさ

内見終わりには、いつまでに返事が欲しいのかを確認しておきましょう。
また事前に得た情報(家賃に含まれるものなど)も再度確認しておくと良いかもしれませんね。

よい内見でよいフラット探しを!

かなりたくさん並べてしまいましたが、多分内見する人たちは自然にチェックしていることがほとんどだと思います。
ただ自分の中の優先順位を確認するにはよい機会かもしれませんね。

抜けがあったり、他にも気にしていることがある!という方は是非Jandals Lifeまでお寄せください。

皆さまが素敵なフラットを見付けられますように。

ABOUT ME
りうか
南島、ネルソンの隣のタスマン地方に住んでいます。2002年にニュージーランドに出会い紆余曲折の末、2017年に移住。永住権保持。元留学エージェント。ニュージーランド公認の運転教習と旅客輸送の資格を保持し、車旅サービスのmākohaというサービスを始めました。 料理が好きで、好きなものを好きな時に食べるためにいろいろ自分で仕込めるようになってきました。