旅する

ニュージーランドでファミリーキャンプのススメ

こんにちは。みつきです。

先日、日本のTV番組「世界・ふしぎ発見!」で、登山家・野口健さんの娘さん、野口絵子さんが、ニュージーランドでの絶景登山と離島キャンプを紹介していたそうですね!

残念ながら私は観れていないのですが、絶景登山は南島のワナカの近くにあるロイズピーク、離島キャンプはオークランド沖にあるモツイヘ島だったと聞きました。

日本にニュージーランドの綺麗な自然が紹介されたことも嬉しいですが、今回の放送をきっかけにニュージーランドでキャンプをしたい!と思った人が多いんじゃないか、と勝手に思っています♪

そこで、日本ではバリっばりのインドア派だった私が、どうしてニュージーランドでキャンプにハマったのか、ニュージーランドキャンプの何が魅力なのかをご紹介したいと思います!!!

アウトドア派じゃなくてもキャンプは楽しめる

キャンプにハマった私がすっかりアウトドア派になったかと言うと、実はそうではなくて、まだまだインドア派のままなんです。

以前に比べたら森歩きに行きたいとか言うようになりましたが、引きこもって本を読んだり、編み物をしたり、動画を観たりする方が断然好きです。

そんな私ですが、キャンプが好きで、テントの中で寝るのが大好きです。なので、旅と言えど予定は決めず、のんびり過ごすインドア派キャンプを楽しんでいます。

もちろん、アウトドア派であればあるほど楽しめるのは間違いありません。テントから一歩出れば目の前が自然のフィールドです。時間はいくらあっても足りないぐらいに満喫できるでしょう。

私たち家族がキャンプを始めたきっかけ

日本ではバリっばりのインドア派だったわけなので、キャンプに行こうなんて発想は自分の中からは生まれてきませんでした。むしろ休みの日は家でのんびりするか、街に出て映画を見たり、居心地のいいカフェでコーヒーを飲んだり、そんな生活でした。

きっかけをくれたのは、ニュージーランドに来てすぐに仲良くなったお友達家族。上の子供が同じ歳で公園に行ったり、お互いの家を行き来して一緒に夕飯を食べたり仲良くさせてもらっていたのですが、この家族がキャンプ好きだったのです。

「キャンプに行って何をするの?」と訊けば、「遊んで、ご飯食べて、テントで寝るんだよ」と。当時の私は、それの何が楽しいのか、全く理解できていませんでした。

でも、今、同じ質問をされれば、同じように返事をします。特別なことは何もなくて、ただもう少しだけ自然の近くに行って、自然を感じながら時間を過ごす。そのぐらいのことなんです。それがとにかく気持ちが良くて、キャンプを沢山の人に勧めたいポイントなんです。

もしこの友達が、山に登って、山の中でテントを張って過ごすような冒険を勧めてきたら、多分、私はキャンプを始めていなかったと思います。あくまでも「自然の中でのんびり過ごす」というスタンスだからこそ、始めてみようと思ったわけです。

ニュージーランドはキャンプ大国

ニュージーランドはキャンプ大国なんです!

理由はいくつかあるのですが、その一つが、「危険生物がいない」と言う点です。

熊も猪も狼も蛇もワニもいません。野鳥の王国はキャンプをするのにも安全安心なユートピアなんです。敵になるのは「虫」のみ。虫除け対策を怠らないように気を付けるだけで良いんです。

二つ目は壮大な自然がすぐそばにある事、じゃないでしょうか。何時間も車に揺られる必要もなく、週末に軽い気持ちで自然の中に遊びに行ける、そんな環境だからこそ、キャンプが趣味の一つになりやすいですよね。キャンプは事前予約なく泊まれる場所も多いので、朝起きて、天気がいい!キャンプに行こう!!ができるんですよ♪

それから、キャンプ場の多さ。これはキャンプ場の種類が、キャンプのレベルに合わせても選べると言う点でも利点です。

お湯シャワーはもちろん、キッチン、リビングルームが付いて完全に管理されているキャンプ場から、トイレと水道があるだけの自然を楽しめるキャンプ場まで、自分の持っているギアやキャンプの目的に合わせて選べると言うのは、初心者からベテランまで、誰でも楽しめますよね。

特に、管理されているキャンプ場ではWi-Fi完備のところがほとんどなので、インドア派キャンパーでも、スマホを手放さずに過ごすことができます。本来なら、スマホは家において出かけるぐらいの気持ちでキャンプに臨んで欲しいところですが、インドア派にはそれはレベルが高すぎます。私もSNSに随時upするので手放せないし、Wi-Fiが使えればできることも増えます♪

キャンプ場はどこにでもある

街のすぐそば、山の中、ビーチの前。もちろん、観光地に行けばアコモデーションのオプションとしてテント泊を選べるようになっています。

オークランドで言えば、ノースショアのお洒落なカフェエリア、タカプナの、綺麗なビーチの目の前にキャンプ場があります。キャンプをすることだけを目的とするなら、遠出する必要は全くないのです。

逆に、ロトルアやタウポなど、大人気の温泉エリアにもホリデーパークはたくさん有って、キャンプを目的としていなくても、テント泊することで、もっと気軽に色々なところに出かけることができるようになります。

そして何より、自然の中にあるキャンプ場は、テント泊でしか味わえない体験をさせてくれます。私はビーチの目の前にテントを張ってのんびり過ごすことが好きで、少し早く起きて朝陽が昇るのを見たり、夜中まで起きて星空を見たり、昼間は子供たちがビーチで遊んでいるのを眺めながら椅子に座って編み物をしたり、そんな非日常を楽しんでいます。

家族の時間が豊かになる

家でホリデーを過ごすと、あれやこれやと家事に時間を割かれますが、テントに泊まっている間は、ご飯の準備以外は特に家事はありません。

家事のことを考えなくて良いと、自分のやりたいことをしたり、子供たちとの時間をゆっくり取る事ができます。さらに、ご飯の支度も子供たちと一緒にするし、食べた後の片付けも子供の仕事としてお願いしたりするので、家で過ごすよりもずっと家族の距離が近くになります。

さらに寝る場所も、一つのテントの中になるので、いつもよりも密に過ごす事になります。うちの娘はもうティーンネイジャーになりましたが、家族みんなで寝るキャンプの夜をとても楽しんでいます。

最初の頃は1泊だったテント泊も2泊、3泊と伸びていって、1週間ぐらいは平気になりました。する事が何もない、と言う事が楽しめるようになったのです。

ウォーキングコースを冒険したり、ビーチでひたすら穴を掘ってみたり、疲れたら寝て、お腹が空いたら食べて。あえて普段のルールを取り払って、気の向くように過ごしてみると、ストレスを忘れることができます。

そして、陽が登ったら起きて、暗くなったら寝て、と言う生活は身体の自律神経を整えてくれるので、健康にもとても良いんですよ♪

 

以上、キャンプをした事がない、未知すぎて全然想像つかない、と言う方達も少しだけキャンプのイメージができたでしょうか。

アウトドア派じゃないのでキャンプを楽しめるかわからない、と言う人ほど、是非キャンプに行ってみて欲しいと思います。そして、キャンプにどっぷりハマってくれたら嬉しいです♪

もし、初めてのキャンプ用にテントを買ってみようと思ったら、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ファミリーキャンプ初心者さんにオススメするテント 2020年版

実際のキャンプの様子やキャンプ場の紹介をブログとYouTubeで紹介しています。良かったらそちらもご覧ください♪ブログ Sweet as family camp in NZ

YouTube ふぁみきゃんinNZ