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[マサのお仕事紹介]通販サイトを作る-2

通販サイトを作る-2
Masa
Masa
10年に一度の大勝負に勝ちました、マサです。

前回に引き続き、マサのお仕事紹介シリーズ「通販サイトを作る」際のお話をさせて頂きたいと思います。

通販サイトを作る
[マサのお仕事紹介]通販サイトを作る私が普段やっている仕事の中から「通販サイトを作る」お仕事について実際の作業も含めつつ、数回にわたりご紹介させていけたと思っています。...

前回は通販サイトの種類とそのメリット・デメリットをまとめさせて頂きましたが、今回はその中から「通販サイトに必要な情報」についてお話させて頂きますね。

ちなみに今回は「サイト型の通販サイト」を選びましたので、まずはその理由・経緯から。

サイト型の通販サイトを選んだ理由

ランニングコスト

まず「サイト型の通販サイト」を選んだ理由はランニングコストにあります。

個人の方や規模の大きくない企業様が通販サイトを作る時にその制作コストも気になると思いますが、ランニングコストも注目すべき点です。

通販サイトをご自身で作成されたいという方には「プラットフォーム型通販サイト」は非常にお勧めですが、作っている最中にも数十ドルの維持費がかかってくる事もあります。

また、近頃人気のShopifyは、便利な機能がはじめからあり、とても使いやすいのですが、機能を追加する為のアプリのほとんどがサブスク(定期課金)の有料の物となっており、ジワジワと費用がかさみます。

そういった経緯もあり、今回はランニングコストを限りなく下げられる「サイト型の通販サイト」で制作する事にしました。

通販サイトに必要な情報は?

サイト制作は全般的にデザイン、どんな見た目にするか?という部分に重点が置かれがちですが、どんな情報をどのように配置するか?,必要な情報は全て揃っているか?という基本的な部分の確認・準備が非常に大切です。

通販サイトの場合ですと以下のような情報になってくるかと思います。

通販サイトに必要な情報

商品情報
・商品画像 ・商品名 ・商品番号 ・商品説明文

決済方法について

配送方法・送料について

各種掲載情報
(サイトについての紹介・問い合わせ情報・プライバシーポリシー等)

それでは上記の情報群についてもう少し詳しく見ていきましょう。

商品情報

商品情報
通販サイトの核になる掲載商品情報についてです。

掲載情報については依頼主の方のほうが私より詳しい・情報をお持ちである事が多いので、情報の準備・確認をお願いする事が多いです。

注意点としては、「適切な画像かどうか」「必要な情報があるか」という部分です。
当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、意外とこの2つが非常に大切です。

いくら良い商品でも掲載されている商品画像の質が悪い・小さすぎる等といった不具合があると購入を妨げる大きな機会損失になります。

近頃ではスマホで撮った写真を掲載してもおかしくないぐらいスマホでキレイに写真が撮れる時代になりましたが、写真の構図や照明、他の商品の一貫性等、留意する点はありますのでただ撮れば良いという事ではありません。

そしてできるならプロでなくてもしっかりと写真を勉強されている方に撮って頂くだけでもそのクオリティは変わってきます。写真めちゃくちゃ大事です!

あと、掲載する商品に免責事項注意事項がある場合は、購入される方がしっかりと見れる場所にその旨を表記するようにしましょう。

例えば、セットで写真に写っている「この商品は付属されません」とか「発送は2週間後になります」とかそういった情報ですね。それだけで不要なトラブルを避ける事ができるかと思います。

決済方法について

決済方法
普段自分が通販サイトを利用する際は決済方法についてほとんど考える事がないと思います。

「クレジットカード」「銀行振込」「GooglePay」「ApplePay」、日本だと「Paypay」や「Linepay」等お金を払うだけにも悩むほどの選択肢がありますよね。

ここ最近までクレジットカードに圧倒的なシェアがありましたが、ここ数年でデジタルウォレットと呼ばれる「GooglePay」「ApplePay」、そして電子決済の「Paypay」や「Linepay」が人気になってきています。


(参照元)https://www.jpmorgan.com/merchant-services/insights/reports/united-states

実はStripeというオンラインベースのサービスを使えば、比較的容易にこれらの決済をする事が追加可能です。(「Paypay」や「Linepay」といった日本の電子決済は対応できません。)

そしてこのStripe、決済手数料以外の手数料が原則無料なので、決済方法として利用した時以外はコストが発生しません。素晴らしいですね。

10年以上も前の話ですが、私が通販サイトの管理の仕事を日本でしていた時、VISAやMasterといったメジャーなクレジットカードを導入するだけでも、初期費用に5万円、毎月2万円ぐらいの費用が発生していた記憶があります。それと比べると本当に最高なサービスです。

配送方法・送料について

商品の発送
お次は商品が選択されて、決済が済んだ後に必要な配送についてです。

ニュージーランド国内だけに絞っていうとそこまで複雑な事はなく、ニュージーランドポスト(日本でいう郵便局)もしくは著名な配送業者を使う事がほとんどではないでしょうか?

販売する商品のサイズや発送方法、そして配送先のエリアに応じて、送料設定を変える必要がある場合は、その料金表をまとめる必要があります。とはいってもニュージーランド国内ではそこまで複雑なものにはなりませんね。

もし、あなたが日本やその他海外にも商品を送りたいという事であれば、もう少し込み入った設定が必要になります。

国際料金の確認および配送にかかる大まかな日数の確認、あと大切なのはそもそも販売する商品が発送できるか?という部分も確認が必要になります。

例えば、マヌカハニー等は通常のプロセスではニュージーランドから出荷できないようになっていると聞きましたし、国によって特定の商品を送る事ができないという事もあります。

また、金額が大きくなると関税の面も考慮する必要があるかもしれません。この辺りは非常に複雑なのと私の専門外なので、割愛させて頂きますね笑。

各種掲載情報

サイトについての紹介・問い合わせ情報・プライバシーポリシー等、直接販売に関係する情報ではないですが、お客様に必要な情報をお伝えする為、お店の事を理解・信頼して頂く為に必要な情報群です。

特に「サイトについての紹介」については、初めて利用するお客様にとって気になる部分であると同時に自分のお店・商品を知って頂く為にとても重要なコンテンツになります。
いざ自己紹介の情報をまとめるとすると以外とうまくまとまらない。なんて事もありますので、しっかり練って組み立てる事をおすすめします。

他にも「よくあるご質問」や「商品レビュー」等の追加情報がご用意できるようであればそのような情報もまとめておくとよりお客様に優しく、買い物のしやすいサイトになりますね。

なんか大変そう??そう大変です。

今回まとめた内容はあくまで基本的な情報です。これからこれらの情報をどのように並べるか、デザイン・レイアウトに関するアイディアをまとめたりとやる事はあったりします。

近頃ではウェブサイトなんて誰でも作るよね!という意見もあり、私も同意です。簡単に作るだけであれば、誰でもできるようになってきたと思います。

ただ、それが使いやすい・考えられたサイトか、必要な情報や構成がされているかという点においては誰でもすぐできるというには言い難いですね。

その為にウェブデザイナーや制作会社のような方達がいて、そのお手伝いをやっているわけですね〜というわけで次回は今進めている制作の進行状況に応じて実際の流れをご紹介できればと思います。

それでは皆さん、良い週末を〜

ABOUT ME
マサ
2013年にワーキングホリデーでニュージーランドへ、2016年に永住権を取得し、フリーランスのWebデザイナーとしてゆっくり働いています。 日本にいる時はビール好きが過ぎてビアダイニングをやってました。私の人生は運とビールと思いつきでできています。