先週に引き続きまして、今回は語学学校の典型的なスケジュールについてご紹介しようと思います。
現在はcovid-19の影響で特別なカリキュラムになっているところも多いと思いますし、IELTSやケンブリッジなど、テスト対策コースはまた別になると思いますので、今回はあくまでも一般的なスケジュールと考えてください。
前回の記事はこちらからどうぞ。
9:00 am
午前の授業が開始されます。
午前中のクラスは、文法や語彙など知識を中心にした授業であることが多いです。どちらかというと落ち着いた座学のイメージでしょうか。
4技能でいうと、リーディングとライティングの感じです。
私立の語学学校は毎週月曜日に入学できるところが多いので、新入生はこの時間でオリエンテーションを受けます。
事前にテストを受けていない人はここで受けますが、もうテストを受けた人はクラスが仮決定していますので、施設を見学したのち、アカデミックダイレクターと話をして確認したらすぐに教室に入ることになります。
10:15 am
いったんここでモーニングティの休憩が入ります。
長めなので、ここで朝ご飯を食べたり外へ出かける人たちもいます。
毎週月曜日が入学なのと同様、金曜日は卒業の日です。
金曜日は午後の授業がないため、この時間に卒業セレモニーを行います。
ネルソンイングリッシュセンターではこの時間で毎週一人、一番積極的に英語を話した人(笑顔だった人、別のクラスの生徒とも交流していた人)が Speaker of the week として表彰されます。
また週末の地元のイベントなどの紹介もここで行われます。
10:45 am
午前の授業が再開されます。基本的には朝の授業の続きになります。
オリエンテーションでテストを受けた人は、このタイミングでクラスに入ります。
12:15 pm
ランチタイム休憩です。
ネルソンイングリッシュセンターは町の中心部にありますし、ランチタイムは1時間あるので外に食べに行ったりテイクアウェイで持って帰ってきたりする生徒も多いです。
(家が近い生徒は帰ることも!)
パートタイム(半日授業)の生徒はここで終了です。
また、金曜日はここで全員が終わりになります。
1:15 pm
午後の授業が開始されます。
午後はどちらかというと実践として、リスニングでの理解を試したり、スピーキングで英語を使ったコミュニケーションをしたりすることに重点を置いていることが多いです。
2:15 pm
午後の小休憩です。みんなそろそろ疲れが見えてくる頃でしょうか。
2:35 pm
午後の授業が再開。最後のひと踏ん張りです。
3:15 pm
授業はここですべて終了です。
ただ生徒が全員帰るかというとそんなことはありません。
課外活動
内容にもよりますが、放課後にアクティビティが開催されることが多いです。
例えば現在のネルソンイングリッシュセンターでは
のアクティビティが、放課後に開催されています。
また、月に1回程度のペースでインターナショナルフードデーとしてランチタイムに持ち寄りでそれぞれの国の料理を楽しむ日があったり、スクールBBQとしてソーセージシズル=フリーランチが振る舞われたりすることもあります。
covid-19以前は、外にスポーツをやりに出かけたり、夜にパブナイトやムービーナイトとして生徒の交流を深めていたりしていました。また週末の少し遠出をするアクティビティも主催されていたようです。
今後もまた生徒が増えた暁には再開していくのではないでしょうか。
放課後まで学校の人と一緒にいなくても…と思う方もいるかもしれませんが、授業だけでは分からない先生や生徒の素顔が見えたり、違う分野の単語や会話に触れられたりするのはとてもいい可能性だと思います。
それ以外にも
放課後、学校が閉まるまで施設を使えるのでwi-fiがある学校で勉強をする生徒も多いです。
担任の先生やアカデミックダイレクターがいつでも相談に乗ってくれるので、そういう意味でもとても便利な勉強場所かもしれません。
うちの学校ではこんなことをやっているよ!とか、こんな点について具体的に知りたい!などありましたら是非お知らせください。