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Facebookの「マーケットプレイス」機能の使い方を解説!実際に使ってみた感想も

海外生活で中古品を売ったり買ったりしたいとき、皆さんはどんなサービスを使っていますか?

最近僕がしょっちゅう使っているのが、Facebookの「マーケットプレイス」機能です。

日本ではまだ使えない機能なので(※2020年9月現在)知名度は低いですが、

  • 購入するのも出品するのも簡単
  • 売り手も買い手も見つけやすい
  • 余計な手数料がかからない

など、メリットだらけの便利なサービスなんですよ。

今日はこの「マーケットプレイス機能」の使い方と、実際に使ってみた感想を紹介していきます!

「マーケットプレイス」を使うには

パソコンの場合は、画面左側のメニューの中にある「Marketplace」というアイコンをクリックしてください。

スマホアプリの場合は、画面上部に出ている「お店」のアイコンをタップしてください。

ここでひとつ注意点をお伝えします。マーケットプレイスを利用するには、Facebookの言語設定を「英語」にする必要があります。

言語設定が日本語になっていると、下のようなメッセージが表示されてマーケットプレイスの中に入れません。

いつも日本語でFacebookを使っている方は、公式ヘルプを参考にして英語に変更してください。

ここからは、パソコン版Facebookの画面を使いながら説明していきますね。

ほしいものを買ってみよう!

ステップ1: ほしいものを探そう

マーケットプレイスの画面はこんな感じになっています。

左上の検索窓がフリーワード検索、その下がカテゴリ検索。右のメイン枠には、自分の住んでいる地域で出品されている商品が一覧で表示されています。

まずはなにかほしい商品を探してみましょう。たとえば「iPhone」で検索すると、こんな感じで結果が出てきます。

商品状態や価格で絞りこんだり、検索結果を並び替えすることも可能です。

もし条件にあう商品がない場合は「Notify Me(通知する)」機能を使ってみましょう。設定したキーワード・価格・出品場所にあった商品が追加されたときに通知を受け取れるようになりますよ。

ステップ2: 出品者に連絡を取ろう

マーケットプレイスは基本的に早いもの勝ちです。ほしい商品があったらすぐに出品者に連絡を取りましょう!

商品の詳細画面に行くと「send seller a message(出品者にメッセージを送る)」というところがあるので、ここから連絡が取れます。このあとはFacebookメッセンジャーを使ってやり取りすることになります。

次のような文面をよく使うので、覚えておくと便利ですよ!

  • Is this still available? (まだ購入できますか?)
  • Do you deliver?(配送してもらえますか?)
  • Can you discount?(値引きは可能ですか?)

ステップ3: 支払いして商品を受け取ろう

売り手との間で交渉がまとまれば、いよいよ支払いと商品の受け取りになります。

注意したいのが、支払い方法も商品の受け取り方法もすべて当事者間で決める必要があるということです。

「メルカリ」などほかのフリマアプリによっては、代金の支払いや商品発送をアプリの運営会社が代行してくれる場合もありますが、マーケットプレイスの場合はそうしたサポートが一切ありません。自己責任での取引になるので、トラブルにならないよう十分注意してください。

まず支払い方法です。大きく2つに分かれるので、どちらか都合のよい方を選びましょう。

  • 現金払い: 出品者と直接対面できる、かつ高額でない商品の場合。支払いと同時に商品の確認・受け取りができる。
  • 銀行振込: 出品者と直接対面できない、または高額商品の場合。相手先の口座を教えてもらって振り込む。

銀行振込には、各種オンラインバンキングを使うとATMや窓口に行く必要がないので便利です。ニュージーランドの主要銀行のオンラインバンキングの使い方は、各銀行のヘルプを参照してください→BNZANZASB

次に商品の受け取り方法です。これも大きく2つに分かれます。

  • 手渡し: 出品者と直接対面できる場合。相手先の住所を教えてもらい、取りに行く必要がある。
  • 宅配便: 出品者と直接対面できない場合。配送先の住所を伝え、代金振り込み後に発送してもらう。買い手が発送費用を支払うのが普通。

直接会って代金と引換に商品を受け取るのが一番楽です。ネットでやり取りしただけの人と会うのは不安かもしれませんが、実名・顔出しがFacebookでは一般的なので、TwitterなどほかのSNSに比べれば危険度は低いと思います。

宅配便の場合、日本と違って送料無料にはならないことがほとんどです。小さいものならNZD5前後、ノートパソコンなど大きめのものだとNZD20〜30くらいの費用が発生します。

安全な取引のため、発送先の住所は本当に必要になるタイミングまで相手に教えるのは避けましょう。

お金を払って商品を受け取ったら、取引は完了! 最後に出品者にお礼のメッセージを一通送っておくとよいでしょう。

いらないものを売ってみよう

商品の買い方がわかったところで、不用品を売りに出すのにも挑戦してみましょう。

実は、Facebookマーケットプレイスは売り手にとってすごくお得な場所なんです。なぜかというと、売上に対して手数料が一切かからないから。

ほかのフリマアプリでは、売上に5%程度の手数料がかかるのが一般的。しかし、マーケットプレイスならFacebook社に1円もお金を払う必要はありません! 売った金額がまるまる自分の懐に入るんです。これはありがたいですよね。

ということで、さっそく商品の売り方を解説していきましょう。

ステップ1: 商品説明を入力しよう

まずは「Creaate New Listing」というボタンをクリックします。

次に「Item for sale」のカテゴリを選びましょう。車や不動産を出品する場合はほかのカテゴリになりますが、この記事では解説しません。

はっしー
はっしー
しかしFacebookで車や家も売りに出せるってすごいね

さて商品の内容を入力していきましょう!

画面の左側がフォームになっているので、順番に埋めていきます。入力した内容がどう表示されるかは、常に画面右側のプレビューで確認できます。

内容をざっと入力するとこんな感じ。問題なければ画面左下の「Next」をクリックします。

次に、同時に出品したいFacebookグループを選べます。実は公式のマーケットプレイス以外でも商品の売買ができるんです。自分がそうしたグループに所属している場合、ここに一覧で表示されます。「Publish」を押せば出品完了です!

あとは購入希望者から連絡が来るのを待ちましょう。商品を買うときと同様、Facebookメッセンジャーでやり取りをすることになります。

ステップ2: 代金を受け取って商品を渡そう

買ってくれる人が決まったら、お金を現金または銀行振込で支払ってもらいましょう。具体的なやり方は商品を買うときと同じなので割愛します。

もし商品の発送が必要になった場合は、近くの宅配業者に商品をもちこんで、送料や発送方法について相談してみてください。

ニュージーランドでは全国各地にある「New Zealand Post」のお店が便利です。送料が安いですし、お店で発送用の封筒や箱も買える上、簡単な梱包作業ならその場でやってもらえますよ。

実際に使ってみた感想

僕はFacebookマーケットプレイスで商品を買ったことも売ったこともあります。

実際に使ってみた感想としては、実名顔出しなので大きなトラブルになりにくいという印象です。500ドルを超えるような高額商品の取引も何度もしましたが、支払いも商品の受け渡しもスムーズな人がほとんどでした。前払いが原則なので、商品だけ持って逃げられることもないですしね。

あえて難点をあげるとすると、商品説明がざっくりしすぎなことが多いかなと思います(ニュージーランドだけかもしれませんが)。商品写真が一枚しかないとか、説明が一行だけで終わってるとかですね。知りたいこと、わかりにくいことをメッセンジャーでちゃんと質問しておくと、より安心な取引ができると思います。

以上、Facebookマーケットプレイスの基本的な使い方を解説してきました。商品を買うのも売るのも簡単ですし、余計な手数料もかからないので本当におすすめ。海外に住んでいる方はぜひ一度使ってみてくださいね。それではまたー!

ABOUT ME
はっしー
日本のIT企業で月100時間超えの残業を経験、過労死しかけた元社畜の34歳。理想のワークライフバランスを求めてニュージーランドの大学へ留学、プログラマとして現地就職。毎日定時帰宅の生活をエンジョイした後、永住権を取得。現在は無職です。