つい先日コロナのワクチンを打ったのですが、副作用の「insomnia(不眠)」のせいか全然眠れませんでした(しかも大掛かりなビザ申請があり夜中まで準備をする日々が続いていたタイミングで)。
突然ですが、眠れない時はどうします!?
そう!羊を数えるよね!?
羊を数えるのは西洋の文化なんですよ!
「羊と言えばニュージーランド」と言っても過言ではない位、この二者には切っても切れない関係があります(大げさかも)。
しかも今日、5月20日は羊とニュージーランドにとってとても大切な記念日なんです。
羊とニュージーランド
ニュージーランドに初めて羊が訪れたのは(連れてこられたんだろうけど)、1773年5月20日なんです(ホントかな笑)!
知ってました?
ジェームズ・クックがニュージーランドへの2度目の渡航時に、クイーンシャーロットサウンド/トゥタラヌイに雌羊と雄羊を野に放ちました。
もう波に揺られる地面にさよならをし、安定した地面の上で嬉しそうに戯れる2匹が目に浮かびます。
が、この2匹は数日後に毒を持つ植物を食べて死んでしまったのです。
あまり幸先が良くないスタートでしたが、この悲劇に負けずに1850年代に牧羊が始まりました。
ニュージーランドと羊の長きにわたる関係の始まりです。
更に詳しい関係は、ウィキペディアに書いてあるので興味がある方はそちらをどうぞ。
今日この羊の話をするきっかけになったのは、記念日ということだけではなく、りうかさんの「そういえば羊が減ってるって聞いたんだけど!?」という一言がきっかけです。
そういわれると調べずにはいられないのが人間の性ですよね!?
ということで羊の数をちょっと調べてみたんです。
羊の数
何はともあれデータがないと話になりません。
早速調べてみると、ニュージーランド統計局にデータがあるみたい(世の中何でもありますね)。
そそくさとデータを読み込み様子を見る為にグラフを作ったら……
減ってる!
1982年の7千万頭をピークに、ところどころ思い出したように増える年を除けば羊の数は下がる一方です。
最新の2019年には、なんと3千万頭を切るまで(26,821,846)減っています。
40年でこんなに減ってしまったんですね。
とは言え、どこの地域でも同じように減っているのかも気になります。
まだまだ車を走らせると羊を見かけることがあるという人も多いですよね!?
各地域ではどうなのか!?
何はともあれデータがないと話になりません。
早速調べてみると、ニュージーランド統計局にデータがあるみ……以下省略。
よーく見ると地域によっては減っていないんです。
だから、「まだまだ羊だらけだね!」と感じる人と「最近羊減ったよなぁ」と感じる人がいるんですね!
顕著に数が減っているのは、カンタベリー、オタゴ、マナワツ、サウスランドの4地域。
それ以外の地域ではそこまで減ってはいませんね。
ちなみに個人的に気になるオークランドは元から数が多くない上に、ほとんど変化がありません。
結果的には総数ではかなり減っているが、地域によっては変化がない、もしくは地域によっては大幅な数が減っていることがわかりましたね!
まとめ
ニュージーランドと羊の切っても切れない関係の記事でしたがどうでした!?
5月20日が羊の日(勝手に命名した)って知ってましたか!?
家畜の二酸化炭素の排出量も問題になる昨今、しっかりと適切な頭数に抑えることも大切なんですよね。
そういえばちょっと真面目な話になると、ニュージーランドの移民局が移民に対しなかなか失礼な言葉を使ってましたね。
ビザの規定でのlow skill、high skillというカテゴリー分けは職業毎の修業期間や必要な知識の差から仕方がない気はするのですが、つい先日の会見では移民の区別にlow skillとhigh skillを使っているように見受けられました。
様々な憶測や噂が飛び交う中で移民局がどのように動いていくのかが気になるところです。
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ビザ申請だけではなく、移住相談や留学の相談も承っています。
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