働く

ニュージーランドのカフェで働きたい人必見!カフェ向けCV書き方ガイド完全版

こんにちは、Jandals lifeのゲストライター@Gypsyworkersです。

ニュージーランドといえば”フラットホワイト”というコーヒーもよく知られていますね。
コーヒー文化は深くこの国に根付いており、バリスタはとっても一般的なお仕事です。

ワーホリのみなさんの憧れの職業でもありますよね。

”ニュージーランドにワーホリに行ったら、カフェで働いてみたい!”
”カフェで働いてみたいけど、履歴書ってどう書くの…?”

今日はそんな皆様に、ニュージーランドのカフェ向けのCVの書き方をご紹介します。
(お仕事の探し方やバリスタスクールについてはこちらでお話ししています)

 

まずは、こちらのサンプルをご覧ください

”あれ?ニュージーランドの履歴書って顔写真載せちゃいけないんじゃない?”
”白黒じゃなくていいの? 写真載せていいの?”
”少しカジュアル過ぎない? 内容も簡潔すぎる…!”

などなど、こんなシンプル&カジュアルでいいの?とお思いかもしれません。

実は、カフェに向けての履歴書はこれくらいがちょうどいいんです。
カフェのオーナーやマネージャーにとっては、

  • この人は美味しいコーヒーを作れるのか
  • うちのカフェの仕事をきちんとこなしてくれるだろうか
  • 同僚やお客さん、マネージャー自身とうまくやっていけるか

などが重要な情報となります。

そのため、コーヒーの写真や、フレンドリーに見えるニッコリ笑った写真などは会う前に自分の印象や実績を視覚で伝えられるのでとってもおすすめです。

また、カフェのように腕前が大切な業界の多くの人は、あまり履歴書を深く読みません。
履歴書はいらないので、まずはお店に来て一杯コーヒーを作ってください。というお店もあるくらいです。

そのため、詳細を全部書き込むよりも、まずは見やすさ、わかりやすさを重視します。カフェのマネージャーは忙しいので、3秒しか見てくれない前提でCVを書きます。
3秒しか見られないとなれば…シンプルな方が有利なのはおわかりですよね。広告と同じです。

…とはいえ、CVには必要な情報を効率よく全部載せることが最低条件となります。

番号順に細かく解説してゆきます。

自分で過去にコーヒーを作ったことがあれば、その写真を2~3枚載せましょう。こんなコーヒー作れますよというアピールはとても大切です。
面接で、じゃあ作ってと言われてちゃんと再現できるレベルのものと傑作を一枚ずつがおすすめです。英語が苦手でうまく伝えられなくても、写真はきちんとコーヒーの腕前を伝えてくれる大きなアピール材料となります。

①名前は大きく書きましょう。ニックネームやイングリッシュネームがある方は一緒に記載しておきましょう。

②応募するカフェにとって一番のセールスポイントを一言で書きます。おそらくここまではみんな目を通すので、応募するカフェに最も有益な自己紹介をとても簡潔に書きましょう。ニュージーランドのカフェ関連の経験>日本のカフェ関連の経験>その他の経験の順で重要となります。

③連絡先はニュージーランドのものを記載します。ニュージーランドでは名前と数字などのシンプルなメールアドレスが好まれるため、お使いのメールアドレスがcookie_love@… などの場合はきちんとしたものを作り直しましょう。 また、生年月日は必要ありません。

④簡単な自己紹介。真面目な勤務態度のアピール+趣味や好きなものなどを一言で表します。どんな人なのかを印象に残すのが目的なので100%カフェ関連の自己紹介じゃなくてもOKです。
(例)Punctual, Friendly Barista. Enjoying Surfing on holiday. Happy to meet new people!(訳:時間厳守で、フレンドリーなバリスタです。お休みの日はサーフィンをしています。新しい人に会うのか好きです!)など、どんな人かをできるだけ短く表現します。

⑤カフェ関連の職歴。カフェの履歴書なので、まずはカフェに関連する職歴だけを抜き出します。順番は先ほど説明したとおり、ニュージーランドのカフェ関連の経験>日本のカフェ関連の経験の順番に書きます。使用したエスプレッソマシンの名前を書いておくのも◎。

⑥お店の名前、お店の場所、勤務年と、どのような仕事をしたのか3〜5個まで絞って箇条書きします。詳細は面接で話せばいいので不要です。何をしたかをひとことで表しましょう。

⑦カフェスクールなどに行った経歴があれば書きましょう。カフェ経験が全くない人はスクールに行くことをおすすめします(カフェ関連の経験と、コーヒーの写真をどっちもゲットできるのでおすすめです)。スクール名、コース名、コースを終えた年を記載します。

⑧カフェに関係のない職歴やアルバイト歴を書きます。現職または最後の職をひとつで充分です。接客業経験のある場合はそれを追加してもOKですが、最大ふたつで十分です。

学歴は最終学歴だけで十分です。学校名、学校の場所、在籍した西暦と何をやったかを一言で書きます。カフェの専門学校などでない限り細かい説明は不要です。GPA(卒業時の成績)も不要です。

⑩リファレンスとは、この人は本当にうちで働いていましたよという証明です。ニュージーランドの職歴があればニュージーランドの職場のマネージャーを、ない場合は直近のマネージャーを記載します。またはバリスタスクールの先生でもOKです。載せていい?と事前に一言聞きましょう。

以上をふまえてCVを書けば、シンプルかつわかりやすく、必要な情報はバッチリと伝えることができます。

履歴書はWordやExcel、またはCanvaを使うとすらすらと書けるのでおすすめです。
上の例はCanvaのテンプレートを使用したので、制作時間も1時間以内と手軽に履歴書作成ができます!

憧れのカフェで働くための第一歩、CV。
自分らしさと伝わりやすさをしっかりと出して、面接に繋げましょう!

Good luck :)xx

ABOUT ME
Gypsyworkers
バックパッカーとオフィスワーカーの両立を目指し、新卒でマレーシアに海外就職、述べ5年滞在のあと、ニュージーランドのワーホリビザでオフィス勤務→就労ビザ取得。 コネなし、スキルなしでどこまやれるか実験中。 Work x Travel = Life. 旅、マレーシア、ニュージーランド、海外現地採用の情報などを発信しています。 ブログ▶Gypsyworkers