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【東京オリンピック】ニュージーランド代表の注目競技を一挙解説!

開催が危ぶまれながらもついに開幕した東京オリンピック。あと一週間となりましたが、連日アスリートたちが熱戦を繰り広げています。

もちろん、ニュージーランド代表選手たちも活躍中。現地でテレビ中継を見ていると、日本ではほとんど取り上げられない競技に注目が集まっていてなかなか面白いものです。

今回の記事では、オリンピックにおけるニュージーランドの得意競技・注目競技を紹介します!

金メダル獲得数最多のお家芸「ボート」

意外かもしれませんが、オリンピックでニュージーランドが最も得意としている競技が「ボート」。これまでに金メダル14個を含む、計29個のメダルを獲得しています!

東京オリンピックでの日程はすでに終了しており、「女子ペア」「女子シングルスカル」「男子エイト」の3競技で金メダルを獲得。さらに銀メダル2つとあわせて5つのメダルに輝きました。

男子エイト決勝のダイジェスト映像が以下の動画から見られます。機械のように一糸乱れぬオールさばきで、ボートが水上をぐいぐい進んでいくさまはパワフルで美しく、目を奪われますよ。

ヨット王国の本領発揮なるか?「セーリング」

海の上でヨットを走らせるレース競技「セーリング」もまた、ニュージーランドが大得意としている種目のひとつです。

アメリカスカップをはじめとして、数々の国際ヨットレース大会で優勝をかざってきたニュージーランド代表チーム。もちろんオリンピックでの活躍もめざましく、これまで9個の金メダルを含む22個のメダルを獲得しています。

東京五輪ではまだメダルはありませんが、「男子49er級」など複数の種目で表彰台の可能性を残しています。ここからの巻き返しに注目したいところ!

前回のリオ五輪で金メダルに輝いた、49er級のレースの様子は以下の動画からどうぞ。

やっぱり強いぞ「七人制ラグビー」

ニュージーランドのスポーツといえば「ラグビー」を思い浮かべる方が多いことでしょう。

オリンピックでは人数を減らした「七人制ラグビー」が2016年から正式競技に採用され、ニュージーランドは女子競技で銀メダルを獲得しました。

今大会では、女子が悲願の金メダル、男子も銀メダルを獲得し、男女ともに表彰台に輝く活躍となりました!

下の動画は、女子決勝のダイジェスト映像。少人数だからこその、選手がフィールド中を走り回るスピーディーな試合展開が見どころです。

天才少女の復活に期待「女子ゴルフ」

 

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ニュージーランドが誇る世界的ゴルファー、リディア・コ選手がオリンピックの舞台に戻ってきます!

幼い頃より天才ゴルフ少女として大活躍し、2015年には史上最年少の17歳9ヶ月で世界ランキング1位に輝いた彼女。

2016年のリオ五輪では銀メダルに輝くものの、その後の世界大会では低迷が続いていました。しかし、今年2021年4月に行われたアメリカ女子ゴルフツアー・ロッテ選手権で3年ぶりの優勝を果たし、調子は上向いてきている様子。

この勢いで、東京五輪の表彰台も射止めることができるでしょうか。注目です!

時代が変わるきっかけになるか「女子ウェイトリフティング」

最後に紹介するのは「女子ウェイトリフティング」。ニュージーランド代表にして、オリンピック史上初のトランスジェンダーアスリートである、ローレル・ハバード選手が出場することで大きく注目を集めています。

彼女はもともと男性として生まれたものの2012年に性転換手術を受け、その後は女性として数々の国際大会に出場。2020年に行われたワールドカップで金メダルを獲得するなど、優秀な成績をおさめてきました。

43歳になる今年、満を持してオリンピックの舞台に登場です。公平性と多様性にまつわるさまざまな議論が巻き上がっていますが、周りの声に惑わされず、ベストな競技を見せてくれることを期待しています!


オリンピックの会期もあとわずかとなりましたが、日本代表だけでなくニュージーランド代表にも注目しながら、ぜひ最後まで楽しんでみてください。それではまた次回〜!

ABOUT ME
はっしー
日本のIT企業で月100時間超えの残業を経験、過労死しかけた元社畜の34歳。理想のワークライフバランスを求めてニュージーランドの大学へ留学、プログラマとして現地就職。毎日定時帰宅の生活をエンジョイした後、永住権を取得。現在は無職です。