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[#私の英語ルール]英語が得意でない人が英語を語る

英語が得意でない人が英語を語る
Masa
Masa
晴天の ドライブ中に 釘刺さる。マサです。

突然ですが、何を隠そう私は英語が苦手です!

ニュージーランドに住んで7年が過ぎ、自宅で細々働いている私ですが、ジャンダルズメンバーの中でも圧倒的に格下の英語力を誇っている事を自負しています。

だからといってもなんとか生活ができていますし、必要な場面での会話はなんとかなってます(相手の負担になっている事はありえますが)。

今回はそんなマサの英語に関する今までの学習方法や向き合い方について書いていきたいと思います。

そもそも英語が得意だった?

英語圏のニュージーランドに来るぐらいだから、元々英語話せる・勉強してたんでしょう?
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、決してそんな事はありません。

ニュージーランドに来た時は、大多数の高卒の方と同じように、中・高と6年間学校では勉強したものの、文法や現在完了・関係代名詞あたりで意味が分からなくなり、

「Hello Emily, how are you? / I’m fine thank you and you?」

をカタカナ英語でなんとか話せるようなレベルでした。

英語圏に住めばきっと英語は上達すると信じ切っていましたので、全然準備して来ませんでした。そしてニュージーランドに着いて2週間ほどで運良く日系の会社で仕事が決まり、語学学校に行くような選択もいつしかなくなっていました。

また、日本にいる時からTOEICや英検を含めても一切テストを受けた事がないので、未だに自分の英語力がどれぐらいか分かっていません笑

英語学習について

もうすでにお気づきかと思いますが、英語学習に熱意がある訳ではありません。別に嫌いな訳ではないのですが、「学習」となるとなぜか途端にやる気が薄れてしまいます。

英語を学習するのは、気がのらないのですが、何をするにも英語は必要です。
そして、英語圏で生活する中で「英語を話せない(理解できない)のは、視力が悪い人が裸眼でいるのと一緒だな」と思うようになりました。

どういうことかと言うと、例えばどこか景色の良い所に旅行に行って、湖を望む絶景を高台から見るツアーに参加したとします。
全員が息を呑むような絶景を楽しむ中、視力が悪く裸眼で参加した場合、その光景は本来の数分の一の迫力・美しさとなってしまうでしょう。もったいないですよね。

英語環境での生活も同様の事が言えるのではないでしょうか?
本来英語が話せたら、分かったであろう興味深い話や友人・同僚との会話、トラブルが発生した時の対応等、英語がもう少し話せたらより生活はラクに豊かになります。

興味はあるが熱意はない、そんな中でどうやって英語を勉強したのか?
こちらにまとめてみました。

-ニュースやSNSの投稿から学ぶ

日本でYahooニュースを見ていたように(もう古いですか?)、ニュージーランドはNZ HeraldStuffといったニュースサイトのアプリをダウンロードしました。

また、音楽やビールに関するSNSグループにも参加して、自分の興味がある物の情報が流れてくるようにしました。

もちろん全て英語なので、最初はほとんど分かりませんでしたが、画像や言葉の端々にある理解できる単語から興味の湧くものだけ調べながら読む事により、
英語への単純接触回数を増やし、自分の興味を持った状態で英語を学ぶようにしました。

圧倒的に学習スピードは遅いですが、ストレスなく英語に触れられるので、私にはいいきっかけになっています。

ただ、ニュースのタイトルやSNSの投稿は口語的な単語や強い言い回しが多い印象で、そのまま使うにはケースが限定されるかもしれないです。

テキストやメールを書きながら学ぶ

こちらは仕事でもプライベートでもテキスト・メールを送る際に良い言い方がないか、この文面で大丈夫かを確認する事によって、英語の語群や知識を増やす狙いです。

しかも相手が英語ネイティブの方だと、その返信内容も自分とは違った書き方で返ってくる事も多いので、こういう言い方するのね〜っと感心しながら、かっこいい言い方のものは自分でも使ったりしています。(ちゃんと意味を理解しないとダメですけどね)

Buddy(仲間)を見つける

実際、一番効果があったのはこの方法です。
Buddyとは仲間といった意味で一緒に勉強する人を見つける事によって、モチベーションを強制的に継続させて英語学習を継続する事ができます。

私の場合は、ニュージーランド歴が長い職場の同僚が約半年の間、私に毎日30分ぐらい付き合ってくれて、色々教えてくれました。それまで継続的に英語を勉強した事がなかった私ですが、強制的に行う事によって単語の定着や英語のリズムのような感覚的な部分が少し身についたような気がしました。

その同僚とは今でも友人として付き合いがありますが、本当に感謝しています。

英語との向き合い方

次は英語との向き合い方についてです。
どうすれば、自分の中で英語に苦手感を感じにくく、またストレスにならないか等、上手く付き合っていく方法になります。

英語を上手っぽく振る舞う

完全に雰囲気の話なんですが、自分は英語分かってるよ・大丈夫だよみたいな雰囲気を出す事によって、相手に不信感を与えないと共に自分にもちょっとした自信を持たせて会話がスムーズにいく事を期待しています。

ポイントはあくまで雰囲気だけの話なのですが、自信なく話すと相手にもその雰囲気が伝わり、話が良からぬ方向に進む事もありえるので、個人的に結構大事だと思っています。

自分の中の定型文を作る

皆さんすでにお持ちかもしれませんが、定型文を作る事で先に言った「英語を上手っぽく振る舞う」と次にある「リズムを意識する」を上手く行う事ができます。

定型文といっても、長い文章ではなく、話し始めの数単語を固定で持っているだけで、会話の流れをうまく回せるのではないかと思います。

個人的によく使うのは、以下の2つです。

私のよく使う定型言い回し

・That would be great if you could 〜 (〜してもらえると助かります。)
・Is it possible to do 〜 ? (〜する事は可能ですか?)

リズムを意識する

この点もかなり雰囲気でやっているのですが、他の方が話している時の抑揚やアクセントを真似すると、それっぽく聞こえるかなと思ってます。

余裕がある時はリズムを意識して話すようにしていて、状況にもよりますが、文末によく使われるbroやmateもリズムを取るのに結構有効な気がします。

(自分で書いてて、本当に雰囲気でやってるなと思いますが、これもまだ事実なのです。)

声量

私は元々声が通りにくい声質で、日本国内の飲食店でさえ、見の前の店員さんを呼んでも全然気付いてもらえない事がよくあるのですが、そのせいもあってか、英語だとその傾向が顕著になります。
なので、なるべく声が小さくならないように気をつけています。

あと、時制や意味が変わりそうな動詞や否定的な意味の単語(not, never等)は聞こえるように意識しています。
(あまりやりすぎるとイヤミみたいに聞こえるので注意です。)

気負いしない

最後になりますが、これもめちゃくちゃ大事です!

何事もどれだけ頑張っても時にして上手くいかない事はあります。そんな時に焦って支離滅裂な事を言ったり、黙り込んだりしては状況は悪化するかもしれません。
なので、分からない時は分からない・知らないとちゃんと言う事も全然普通だと思いますし、英語は分からないからといって引け目を感じる事はありません。

私が今まで話した人の中で私より日本語が上手い外国人に会った事ないですし、英語ができるから良い人・スゴイと言うわけではないので、「今日はダメな日なんだな」ぐらいに思うようにしています。

英語学習をする意味

英語学習について自論を色々と書いてきましたが、英語を学ぶ事によって得られるきっかけやチャンスはたくさんあるし、できないよりできた方がいいのは間違いありません。

ただ、皆さん各々の勉強法・目的があって、それぞれの向き合い方があるのではないかなと思って書いて見ました。

ぜひ皆さんも自分自身の英語ルールや向き合い方があればぜひTwitterのDM、もしくは、 #私の英語ルール のハッシュタグで教えてください〜

それでは、私はビールの時間なので、ここで失礼します。

ABOUT ME
マサ
2013年にワーキングホリデーでニュージーランドへ、2016年に永住権を取得し、フリーランスのWebデザイナーとしてゆっくり働いています。 日本にいる時はビール好きが過ぎてビアダイニングをやってました。私の人生は運とビールと思いつきでできています。