暮らす

作っておいていつでも日本:干し椎茸の含め煮【ニュージーランド簡単クッキング】

りうか
りうか
こんにちは。最近集中力が(いつもに増して)続かない、Jandalsずぼら料理班のりうかです。

今回はタイトルからしてちょっとチート(ここではニュージーランドのスーパーでは手に入りにくいものを指しています)気味ですが、今回はお正月にお雑煮用に作ってから気に入ってちょいちょい作っている 干し椎茸の含め煮 をご紹介しようと思います。

昔は高嶺の花でしたが、最近はアジアンショップでならほぼ必ず手に入りますし、時間がある時に作っておいて冷凍しておけばかなり長い間食べられるので、結構便利な一品だと思います。何より作るのがすごーく簡単なんですよ。

材料

干し椎茸 50gくらい
水    500cc程度

醤油   大さじ1から2
みりん  大さじ1から2
砂糖   大さじ1から2

美しいくらいに簡単ですね。

干し椎茸はネルソン近くのアジアンショップだと50gの小分けで売っていて、値段もNZ$3-4と手ごろでした。多分都会だともっと安く手に入るのだと思います。

日本のどんこのような大きくて肉厚の椎茸だときっともっと美味しいのだと思いますが、小さい椎茸は味が良くしみこむし食べやすいので私は結構気に入ってます。

手順

1. 干し椎茸を戻します

干し椎茸は軽く水洗いしてごみなどを取り除いた後ボウルに入れ、水を注いで、適当に時間を置きます。
500cc程度と書きましたが、椎茸が全部水に浸かるくらいのだいたいの目分量で構いません。

石づきが付いている場合や軸が付いているのが嫌いな方は、あらかじめハサミなどで切っておいてください。

また、じっくりゆっくり戻す方が美味しいらしいのですが、時間がない時はお湯で戻しちゃいましょう。
大丈夫!何故なら干し椎茸から出た出汁はすべてまた椎茸に戻しちゃうからです。

戻し時間も椎茸の大きさなどにもよりますが、水だと数時間かかるものがお湯だと30分~1時間で戻ります。

2. 出汁を作ります

椎茸がやわらかくなったら、戻し汁(出汁)を鍋に移します。
この時点で400cc程度が目安です。

戻し汁の量を計る時や鍋に移すときにザルや茶こしなどを使うと、まだ残っている小さなごみなどが取り除けます。

ここで戻し汁に調味料を入れて味付けをします。
大さじ1から2と大まかに書きましたが、好みの味で調整してください。
ただ、醤油・みりん・砂糖が1:1:1の割合になるようにすると覚えやすいですし間違いがないです。二度目以降は自分の好みで少しずつ変えていって良いかと思います。

味の目安は 好みの味のちょっと薄い感じ です(大まかですね)。

味が決まったら干し椎茸をすべて戻します。

3. 煮ます

まずは中火で沸騰するまで。沸騰したら出てきたアクを取り除きましょう。
その後弱火に落とし、落し蓋をして15分程度煮ます。

落し蓋がない!人は、アルミホイルかキッチンペーパーで大丈夫です。
重い方がいいかなと皿を使ったこともありましたが、取り出すのが大変でした…。

15分経ったら落し蓋を外します。

ここから先は落し蓋なしの中火で、好みの味になるまで煮詰めて仕上げていきます。
小さい椎茸で作るとこういう時に1個食べて味見できるのが嬉しいです。

すぐに食べない場合は煮汁がほとんどなくなるまで煮てしまいましょう。
目安は10分程度です。

4. 出来上がり

お雑煮やそばの上に載せるのが王道ですが、私は結構そのまま食べてしまいます。
お弁当のすみっこに入れてもいいかもしれません。

また超ずぼらお吸い物として、この椎茸を2-3個お椀に入れ、上に鰹節やとろろ昆布を載せてお湯をかけ醤油をたらすだけで結構おいしくなります。

保存は冷凍で大丈夫。カチカチには凍らないので、必要な時に必要な分だけ取り出して使えますよ。

リクエストやレシピ紹介お待ちしています

作ってみた感想や、こうしたらもっと美味しくなった、こうしたらもっと簡単に出来た!などの声をお待ちしています。
SNSで #Jandalslife のハッシュタグを付けて投稿いただくのも歓迎です。

また、ご自身の持ってる「簡単レシピ」をご紹介いただける方もお待ちしています!
ご自身で記事を書くもよし、面倒な方は私が実際に作ってみて記事にします。
是非 こちら からご連絡ください~。

ABOUT ME
りうか
南島、ネルソンの隣のタスマン地方に住んでいます。2002年にニュージーランドに出会い紆余曲折の末、2017年に移住。永住権保持。元留学エージェント。ニュージーランド公認の運転教習と旅客輸送の資格を保持し、車旅サービスのmākohaというサービスを始めました。 料理が好きで、好きなものを好きな時に食べるためにいろいろ自分で仕込めるようになってきました。