今回はお米を美味しく食べる「丼もの」の中でも、簡単で満足度の高い親子丼を紹介します。鶏肉も玉ねぎもそんなに高くないし、食べたくなったら結構気軽に作れるので、やってみて損はない一品だと思いますよ。
このレシピだと油を使わないので、後片付けも楽チンです。
前回も書きましたが、目分量でも美味しいは正義です。下のレシピはあくまでも目安ですので自分の好みを探していってくださいね。
材料
(2人分 もしくは 1人で2回分)
鶏肉 100g-200gで好きなだけ
玉ねぎ 1/2個-1個(他とのバランスで)
卵 2個
水 1/2-3/4カップ(150-175ml)程度
醤油 大さじ2=スープスプーン2杯程度
みりん 大さじ2=同上
顆粒だし 小さじ1程度=ティースプーン1杯程度
砂糖 適量
ねぎ お好み
椎茸 お好み(他の野菜でもOK)
ご飯 お茶碗一杯~お好み
一味または七味 お好み★
鶏肉から醤油までは必須の材料です。
みりんと顆粒だしは高いけれどニュージーランドのスーパーマーケットやアジアンショップでも買えるので、出来るだけ用意してほしい材料です。もしなければみりんは白ワインや料理酒でも代用可能です。(白ワインは香りが強いので煮切った方がいいですが、面倒な方はそのままで)
砂糖は好みで無しでもいいですが、少し入れた方が美味しいと思います。みりんを使わない場合は必ず入れてください。
ねぎは日本で親子丼といえばの定番、みつばの代わりです。彩りなのでなくても構いません。それ以外にも、茹でたインゲンの小口切りなどでもいいですね。
椎茸はネルソンではスーパーで買えるのですが(高いですけど)、2020年3月現在他の都市のスーパーで見かけた情報を聞きません。個人的に好きで入れるのですが、なくても全く問題なしですし、他の野菜を入れても構いません。
★は私がチート材料と呼ぶ「ニュージーランドではなかなか手に入らない材料」です。
一味はたまにアジアンショップで見かけますが、私は柚子七味を日本から持ってきました。
手順
1. 材料を切ります
鶏肉は一口大、玉ねぎは薄切りにしましょう。他の野菜を入れる場合も出来るだけ薄くしてください。
小さめ・薄めに切ることで熱の通りを早くし、出来上がりまでの時間を短縮します。
写真は椎茸も準備したものです。(ちょっと年季入ったまな板だけどちゃんと清潔ですよ)
2. 出汁を温めます
小さなフライパンがあればそれを使うのが一番です。もしなければ小さな鍋が良いと思います。
玉ねぎ(や他の野菜。以降玉ねぎだけ書きます)がやわらかい方が好みの方は、この時点で入れてしまいましょう。シャクシャクの歯応えが好きな方は、まだそのままステイで。
中火で、鍋の底からふつふつとあぶくが出てくるまで加熱します。
3. 調味料と鶏肉(と玉ねぎ)を投入します
出汁が煮立ったら、醤油・みりん・砂糖を入れて混ぜてから、鶏肉と玉ねぎを入れてください。ガスコンロの方はそのままでも大丈夫ですが、ニュージーランドで一般的な電熱コンロの場合はこの時点で弱火にするとよいです。そのまま3分程度煮てください。
この間に卵を割って溶いておきます。黄身と白身の混ざり具合は好みですので、自分の好きなところまで混ぜてください。(混ぜすぎるとふんわり感が減るので、あまりお勧めしません)
4. 卵を流し入れます
まずは鶏肉を確認。火が通っているようなら仕上げの時間です。
溶き卵を全体に行き渡るように流し入れたら、蓋をします。
その間にご飯をよそっておいてください。
ただし案外早く出来上がるので、冷凍ご飯の方は先ほどの煮込みの間に温め直しをした方が良いかもしれません。
5. 盛り付けます
ご飯の上に見栄えよく盛り付けてください。
一人で食べるときでも、見栄えがいいとテンションが上がります。
ねぎを上に散らしたら完成です。
温かいうちにハフハフ食べてください。一味や七味があると美味しさ倍増しますよ。
写真は翌日、2回目に作った時のものです。ちょっと卵のいい色が出なかったのですが、柚子七味を強調してみました。
タイトルの画像が1回目ので、こちらの方が見栄えはいいですね。
感想お待ちしています
作ってみた方、こうしたらもっと美味しかったという方は是非お知らせください。
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