明日からの週末、ニュージーランドは祝日があり、3連休のlong weekendとなっています。
海に行かれる方やイベントに参加される方、スポーツや映画等、週末の過ごし方は様々かと思います。
特別遠くに行く予定はないんだけど、なんかしたいなって方は地元の隠れた名店探しをするにはいかがでしょうか?
今回はそんな時に使えるサイト「neatplaces」をご紹介したいと思います。
https://neatplaces.co.nz/
「neatplaces」との出会い
私は昔から有名店やチェーン店より、個人店や変な場所、変わった営業形態をしているお店に興味があり、一時期、そういったお店を探すため、街を練り歩き、周りを見渡しながら、飛び込みでいろんなお店を巡っていました。(とても楽しかったな〜)
昨今ではインターネットが普及し、Google Mapで無数の情報が手に入りますし、お店側もお客さん側もそういった共通認識の上にあるのではないかと思います。
私自身もGoogle Mapで調べたり、レビューを見たりする事は多いのですが、以前やっていたお店探しとはなんか違った感じです。なんかもう全てが用意されている感じというか何というか。
そんな中、引越し先のハミルトンで買い物中の横道に非常に興味深いエリアを見つけました。
「Lovegrove Lane」 という小さなストリートです。この通りを見たときに昔の感覚が蘇り、ここにはきっと何かある!そう感じました。
本当に小さく短い通りなのですが、入り口には壁画があり、並んだお店もこだわりが感じられる私の好みにあった店ばかりでした。
そこにあるお花屋さんにneatplacesのステッカーが貼ってあり、このサイトと出会う事になりました。
このデジタルな時代に、ましてやウェブサイトを生業にしている私がオフラインからサイトを知るという点も個人的に懐かしく感じました。
隠れた名店を探せるサイト「neatplaces」とは?
さて、それでは早速サイトの方を見ていきましょう。
neatplacesは、主に飲食店や小売店の情報を掲載しているサイトでこのお店はこのサイトにしか掲載されていないというものではないのですが、サイトのコンセプト・デザインが気に入っています。
「neatplaces」のコンセプト
サイトのスタートは2010年までに遡り、クライストチャーチであった大地震の後、現地の人々が再度繋がるためのコミニュティとして立ち上げたのがきっかけだと書かれています。
その後、クライストチャーチだけに留まらず、各街々のガイドとして使えるように政府や観光業界と協力しながら運営を行っているとの事です。
よくあるお店情報だけを掲載しているサイトと違うのは、「Story」や「Never Have I Ever」といったお店の背景や個人に焦点を当てた記事情報があるところです。
自分の好きなお店の出来上がった背景やオーナーの趣向等を垣間見る事ができ、非常に興味深いですね。
また、ご覧の方の中でビジネスオーナーの方がいれば、こちらのリンクより掲載希望を送れるようです。
「neatplaces」のサイトデザイン
これはもうみて頂けると分かると思いますが、洗練された見やすいデザインで個人的にはすでにもう好印象です。
こちらはお店紹介のページで、さながら雑誌を見ているかのような仕上がりがあまり他のサイトにないところではないでしょうか。
この辺りは完全に好みになりますが、色使いも大胆ながら洗練されていてとてもいいですね〜
使用されている写真もちゃんと選ばれているのが分かりますね。真ん中左の植物と木材の写真、すごくいい!
オンラインだけじゃないです。
この素敵な情報・デザインを「Pocket Guides」として印刷物としても展開されているそうで、オンラインオーダーで送料負担をすれば、無料で送ってもらえるそうです。
実はこの記事を書きながら忘れない内にハミルトンのやつをオーダーしようとおもったら、送料も無料でした・・(後で請求来るのかな?)
家に飾るだけでも良い雰囲気を醸し出してくれそうなこの「Pocket Guides」も要チェックですね!
「neatplaces」今後に期待
さて、ざっと「neatplaces」について紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?もし興味を持って頂けたら嬉しいです!
こういったサイトは規模が大きくなるにつれて面白く無くなってくるケースがあるので、今の感じでさらにneatなお店紹介して欲しいですね。あと、残念な事にアプリはまだないようです。アプリができればもっと短いに使いやすくなりそうですね〜
週末の予定がまだない方は「neatplaces」で隠れた名店探し、いかがですか??
それでは、良い週末を〜